ソーシャルライブコマース「Live Shop!」、カンタン決済サービス「Paidy」を導入。ECの新たな流れと効果の相乗効果

ECのミカタ編集部

 株式会社Candee(東京都港区、以下 Candee)が運営するソーシャルライブコマース「Live Shop!」は、カードのいらないカンタン決済サービス「Paidy (ペイディー)」を導入した。

 Candeeは2015年に設立以来、ライブ配信9800本以上、モバイル動画1300本以上を企画から制作・配信までワンストップで行ってきた株式会社。モバイル動画市場における知見を有する経営陣及びスペシャリスト集団のもと「新しい時代のカルチャーとスターの創出」をミッションに掲げている。 2017年6月、ライブ配信中に購入できるソーシャルライブコマース「Live Shop!」を提供開始し、ライブ配信におけるモバイル動画時代のトップランナーとして業界を牽引している。

  Live Shop! は、出演モデルたちのファッションやメイクを参考に、流行りのアイテムをその場で購入できる、日本初のライブコマースアプリ。 出演者がお気に入りの商品をライブ配信(生配信)で紹介し、配信中に、その場で簡単に商品が購入できる。出演者と視聴者が、コメント欄やハートを通じてコミュニケーションすることができ、視聴者アンケートや抽選販売など、リアルタイムで楽しめる参加型企画もある。

 また、8月15日(火)には、スターレイプロダクションが参画し、水沢アリーをMCに白井ありさが料理でもてなす「SR channel」を開設するなど、インフルエンサーとのコラボ企画にも積極的だ。

 Paidyは、オンラインショッピング時にメールアドレスと携帯電話番号を使用してリアルタイムで決済を行うことができるサービス。クレジットカード情報などの事前登録は必要なく、本人確認はSMS(ショートメール)もしくは自動音声で案内する認証コードによって瞬時に行われるため、利用者が「買いたい」と思ったその時に、簡単に買い物をすることができ、不正利用も防ぐことができる。

 Paidyで決済した料金は、まとめて翌月にコンビニエンスストアや銀行振込、口座振替で支払うことができ、利用者は安心・簡単・便利にオンラインショッピングを楽しむことが可能となる。 誰でも簡便かつ安全に決済ができるため、EC事業者はコンバージョン率やリピート率、顧客単価の向上が期待できる。

 Live Shop!のユーザーは10代後半〜20代前半の女性が中心で、クレジットカードを必要としない決済手段を求める声が多かったため今回の導入に至った。

ECの新たな流れと効果の相乗効果

 Paidy の導入は、簡単に商品の購入ができる、不正利用を防げるなど、利用者の利便性を高めた。それだけではなく、EC事業者も コンバージョン率やリピート率、顧客単価の向上が期待できることが魅力だ。

 加えて、水沢アリー等のインフルエンサーを活用したことにも注目だ。インフルエンサーの活用は、 Candee ・インフルエンサー双方の売り出しになるという点でwin-winの関係にある。活用の結果、そのままコマースへつなげていくという誘導が可能だ。

 今後、インフルエンサーの事務所側としてもまた、Candeeのような会社と連携していく流れが起こり、ECに新たな流れを生むことができるのではないか。

 このように支払面とほぼ同時に広報面を強化したことで、効果の相乗効果を期待できる。EC業界に起こる、新しい風。商品の売り出し方としては、今の自体の感性にあっていて、期待が持てる。これは、見習わない手はない。

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