【国内初】マーケティングプラットフォーム「b→dash」に新機能「b→dash Data Palette」を実装!

ECのミカタ編集部

株式会社フロムスクラッチ(本社:東京都新宿区/代表取締役:安部泰洋、以下「フロムスクラッチ(」)が開発・提供するマーケティングプラットフォーム「b→dash」は、DWH内のデータから、マーケターがGUI(Graphic User Interface、以下「GUI」)上で自由にデータマートを作成することができる国内初の新機能「b→dash Data Palette」を実装し、提供を開始した。

これまでのデータマート(個別のデータ群)分析は専門知識が必要だった

技術の進展により、企業は消費者の「属性・WEB アクセス・購買行動」など、様々な種類のビッグデータを取得することが可能になった。取得したデータを管理・統合するためのデータ基盤である「データウエアハウス(以後、DWH)」の普及も進み、集積されたビッグデータは企業のビジネス・マーケティング活動に日々活用されている。

これまでも行われて来た、RFM分析やCPM分析、デシル分析などの基本的なデータ分析に加え、集積されたビッグデータを活かすべく、多くの企業は、これまでは実現できなかった新しい切り口によるデータ分析を求めるようになってきている。

定型化された分析フォーマットではなく、事業や商品ごとにカスタマイズしたデータ分析をするためには、DWHからデータマートをその都度作成して分析に用いることが一般的だった。しかし、日中に取得したデータをデータマートに反映するためには夜間にバッチ処理をすることも多く、データの取得から反映までにタイムラグが発生するため、リアルタイムなデータ分析をすることができないという課題があったのだ。

また、施策ごとに作成するデータマートは汎用性が低く、新しいデータ分析をする際は、その都度、新たににデータマートを作成する必要があった。データマートの作成には、技術的知識のある限られた担当者、もしくは情報システム部、外部委託企業に任せざるを得なく、コストはもちろん工数も大きくかかり1~2ヶ月を要するようなケースも珍しくなかった。

データ分析時に「いつでも・誰でも・簡単に」データマートが作れる

データ分析時に「いつでも・誰でも・簡単に」データマートが作れる

この課題に対処すべく、今回提供が開始された、マーケティングプラットフォーム「b→dash」の新機能「b→dash Data Palette」は、必要なデータ分析に応じて、「いつでも」「誰でも」「簡単に」データマートを作ることを可能にしている。

これまでは、データマートが定型化されているため、あらかじめ定められた限定的なフォーマットの中でしかデータ分析ができなかった。つまり、新たなデータ分析を行う際は、マーケターは外部企業へ委託、もしくは情報システム部へデータマートの新規作成を依頼しなければならず、見たい指標を即座に分析・確認することができなかったのだ。

「b→dash Data Palette」に搭載された「クエリ生成エンジン」と、これまでに業界・事業ごとに何百種以上のデータマートを作成・学習してきたAIにより、技術的に専門知識の無いのないマーケターでも、GUI 上の操作で簡単に、かつ素早く分析に必要なデータマートを作成することが可能となった。

また、データマートは1日1回のバッチ処理で作成されるケースが通常だが、「b→dash Data Palette」は、リアルタイムにデータ処理を行う仕組みを採用したことで、各データマートに常に最新のデータを蓄積することを可能にした。これにより、マーケターは常にリアルタイムでのデータ分析をすることができ、PDCAを素早く回し、より確度の高い施策をスピーディに構築することができる。

マーケティングの現場においてビッグデータの活用の有用性が言われて久しい。一方でこれまでは、実際のデータを各企業で活用するには、そのデータの膨大さゆえ、高度なシステムとUIを構築する必要があった。今回の「b→dash Data Palette」の提供開始は、その課題を解消するための秘策ともなり得、ビッグデータのさらなる活用の文脈からも今後の展開から目が離せない。


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