「出前館」の夢の街、インドネシア「Klik-Eat.com」を子会社化し、本格的な東南アジア進出へ!

「出前館」のホームページ

日本で培ったノウハウをインドネシアで生かす

日本最大級の宅配ポータルサイト「出前館」を運営する、夢の街創造委員会株式会社は、2014 年 8 月 13 日(水)付けで、インドネシアのインターネット出前注文サイト「Klik-Eat.com」を運営するPT Klik Eat Indonesia(以下、クリックイート社)を子会社化した。

「出前館」は会員数 621万人、11,000店舗以上の加盟店を擁する宅配ポータルサイトだ。
サイトに訪れるユーザーは、ピザ・弁当・中華・寿司・洋食・酒・ネットスーパーなど多数のジャンルの出前サービス店舗から、メニューを選んで注文できる。
注文してから届くまでは、最短30分。「現時点でのお届けまでの待ち時間」といった情報も示されており、その便利さが忙しい会社員やOLたちにウケている。

夢の街は2013年1月 11日にクリックイート社と資本業務提携を締結して以来、これまで培って来たノウハウを共有し、営業面・運営面での支援を行ってきた。その結果、「Klik-Eat.com」は、前年同月比で店舗数は201.4%、オーダー数は156.7%(2014年4月時点)と成長している。

さらにインドネシア初の会議議弁当に特化した宅配・ケータリング専門サイト「Papa Bento」を開始。自社配達員と配送ノウハウを活用した飲食店への総合宅配システムを提供するなど、宅配・デリバリーに関わる幅広い事業へと発展してきている。

インドネシアをはじめ、東南アジア進出へ

今回、夢の街がクリックイート社の株式保有率を当初の19.0%から55.4%まで引き上げて子会社化することにより、クリックイート社の経営および事業運営に直接関わることになった。
これによりインドネシアでのデリバリービジネス展開に関するノウハウや「Klik-Eat.com」と「Papa Bento」のプラットフォームの活用、それに出前館ビジネスを通じて培って来たノウハウを現地の市場特性に合わせてカスタマイズし展開するモデルの構築が可能となった。

夢の街では「より本格的な東南アジア進出や夢の街の海外における新規ビジネス展開につながる」と語っている。
日本と東南アジアとのビジネス活性化につながることを期待したい。