人気サービス同士が連携。イージーマイショップでも「ecコンシェル」のWeb接客が可能に
株式会社NTTドコモ(本社:東京都千代田区)が提供する、 ネットショップ向けWeb接客ツール「ecコンシェル」と、株式会社システムリサーチ(本社:愛知県名古屋市)が提供するネットショップサービス「イージーマイショップ」との連携を開始したと発表した。
「ecコンシェル」は、ウェブサイト内のアクセスログや購買履歴などさまざまなデータを収集し、ユーザー一人ひとりに最適な商品やキャンペーンを自動で案内してくれるWeb接客ツールだ。高性能AIを搭載し、Webサイトのコンバージョン率をスピード改善することが可能で、導入社数は5,000社を突破している。
一方の「イージーマイショップ」は本格派ネットショップが無料で作成・運用できるクラウドサービスで、こちらも導入実績5,000店舗を越える人気のサービスとなっている。オーダーメイド商品の販売やクレジットカード、コンビニ決済サービスなど、ネットショップに必要な機能を標準搭しており、Yahoo!ショッピングやGoogleショッピング、Facebookなど様々なサービスとの連携が可能となっている。
なぜ今回の連携に至ったかというと、「ecコンシェル」をネットショップに導入するには、HTMLにJavaスクリプトのタグを設置する必要があり、カートシステムによっては導入に障壁があったのだ。今回の連携によって「イージーマイショップ」の管理画面から「ecコンシェルのサイト識別子」を入力するのみでecコンシェルを利用することが可能になる。
「ecコンシェル」で負担を下げる。エンゲージメントは高める。
自社サイトに訪問していただいたユーザーのエンゲージメントを高めるには、季節ごとやユーザーの誕生日、イベントごとなど、節目ごとに繋がりを強めていく必要がある。また、どういったサービスを展開しているのかを紹介してくれる「接客」が重要になってくる。
「ecコンシェル」にはオートクリエイティブという、Webショップ担当者の負担を大きく軽減してくれるツールも備わっている。既存のテンプレートを選ぶのではなく、Webサイトや商品画像を人工知能が自動で判別し、思わず目を引くようなクオリティの高いバナーを自動的に作成してくれるサービスだ。
そうした多彩な機能を使いたくても、導入が難しい側面もあった。しかし、今回の連携のように「ecコンシェル」は多くのネットショップ作成サービスで簡単に導入できるようになっている。ドコモのサービスということもあり、信頼度も抜群でUI/UXとも非常に使いやすいという声が多数上がっている。
最短10分で設定が完了する手軽さと、無料で試せるフリープランなどもあるので、「イージーマイショップ」を利用してEC事業を行っているのであれば一度「ecコンシェル」はチェックしておくと良いだろう。他にも多くのネットショップ構築サービスとも多数連携をしているので、この機会にWeb上での接客を「ecコンシェル」に任せてみるのも悪くないはずだ。