「GMOアップカプセルPRO」で作成された「SAKODA」のアプリが充実の完成度
GMOインターネットグループのGMO TECH株式会社が提供するO2Oアプリ作成プラットフォーム「GMOアップカプセルPRO」は、株式会社迫田が展開する大型インテリアショップ「SAKODA(サコダ)ホームファニシングス」のスマートフォン向け公式アプリ「SAKODAアプリ」を作成し、提供開始した。
SAKODAホームファニシングスは、鹿児島に本社をおく創業70余年の大型インテリアショップ。鹿児島、福岡、熊本、大分に8店舗を展開し、国内はもとより世界中からセレクトした家具・インテリア雑貨から、デザイン家電、食品、酒類に至るまで、幅広く取り扱っている。
SAKODAホームファニシングスが公式アプリをリリースするにあたって利用したサービスが「GMOアップカプセルPRO」だ。飲食店や美容院・ネイルサロン・宿泊施設・病院・歯科医院などのリアル店舗への集客を目的としたO2Oアプリ作成サービス「GMOアップカプセル」の上位サービスで、フルスクラッチ開発のように独自性が高く、高機能なアプリを作成することができる。
これによって作成されたSAKODAホームファニシングスの公式アプリは、実店舗での購入の際はもちろん、位置情報利用による店舗へのチェックイン時、レビュー投稿やアンケートへの回答時といった、様々なアクションにおいてポイントを貯めることができる機能が搭載されているという。
また、実店舗とオンラインストアの会員IDを統一することで、ポイントを相互利用することができ、ユーザーは場所や時間を問わずいつでも“自由でお得なお買い物”が可能となる。さらに、保有ポイント数に応じてステージアップする機能も備えており、ステージアップ毎にクーポンを配信することでユーザーのリピートを促すことが可能だ。
このように、オンラインストアと実店舗をシームレスに繋ぎ「オムニチャネル化」を促進することで、ユーザーの利便性が向上し、ロイヤルカスタマーの創出が期待できるアプリとなっている。
どういう手段で事業を広め、ユーザーと深いつながりを持つか
「GMOアップカプセルPRO」でアプリを作成する場合は、GMO TECHがコンサルティングから設計・構築までを行ってくれるため、店舗側は手を煩わせることなくニーズに合ったオリジナリティのあるアプリを作成でき、作成後は管理画面から自由に運用・管理を行うことが可能となっている。
スマートフォンの普及に伴い、今や企業・店舗にとってアプリの開発は欠かせないものとなってきた。今回のような充実の機能を搭載したアプリを作ることでオムニチャネル化は一段と進み、ユーザーの購買体験の向上を促すことが可能になる。
インターネットを介してユーザーと店舗が繋がりを強固なものにできるようになった今、本社が鹿児島だろうと東京だろうと、あまり関係なくなってくる。むしろ固定費などを考えると地方企業の優位性は上がるだろう。つまるところ「どういう手段で事業を広め、ユーザーと深いつながりを持つか」が今後のECにおいて重要になってくるのだと感じる。