【基盤強化】会話広告市場をリードするZEALSが、累計約5億円となる第三者割当増資を実施
株式会社ZEALS(ジールズ、以下「ZEALS」)は、ジャフコSV5共有投資事業有限責任組合、 ジャフコSV5スター投資事業有限責任組合、株式会社フリークアウト・ホールディングス(以下「フリークアウト」)を引受元とする第三者割当増資を実施したことを表明した。
チャットボットのリーディング企業『ZEALS』
ZEALSは「次なる産業革命を興し、日本をぶち上げる」をミッションに掲げ、「会話広告」という新たな広告概念を打ち立てた「fanp」を展開している企業だ。
会話広告とは、チャットボットとも言われる、チャット上でユーザーに商品やサービスを『会話』を通じて紹介し、購入や登録ができる新たな広告手法として注目されているソリューションだ。
「fanp」が提供する会話広告のCVRは、ランディングページのCVRに比べて7倍となっており、人材・保険・不動産・ECといった業種の大手各社からも手厚い支持を得ている。
これまでに解析してきた会話データは4,200万を超え、直近半年の売上成長率は月次平均136%、1年間で10倍を超える売上成長を記録。会話広告という新たな広告領域で大きなアドバンテージを持ち、市場をリードしている。
累計調達額は、約5億円
そのZEALSが、新たな基盤強化策を実行した。今回、同社は、ジャフコSV5共有投資事業有限責任組合、 ジャフコSV5スター投資事業有限責任組合(ともに所在地:東京都千代田区、無限責任組合員 株式会社ジャフコ 代表取締役 豊貴 伸一)、フリークアウト(所在地:東京都港区、代表取締役 Global CEO 本田 謙、代表取締役社長 佐藤 裕介)を引受元とする総額約4.2億円の第三者割当増資を実施した。 今回の増資による累計調達額は、実に約5億円となる。
グローバル展開も視野、人材育成にも活用
ZEALSは、「会話広告」という新たな広告領域で、さらに業界で優位な地位を確固たるものにすべく、グローバル展開も視野に入れ、会話型広告「fanp」をこれまで以上に加速させる方針だ。
今回の基盤強化策は、まさにそのための強力な布石となる。「fanp」のシステム開発力の強化やコミュニケーションデザイナー(機械が行う会話をデザインする新職種)の育成といった人材投資に活用される見込みだ。
EC市場をはじめ、様々なチャットサービスやスマートスピーカーが現れる昨今、このような「コミュニケーションインターフェース」とどう向き合い、どう活用していくかが問われている情勢とも言える。
まさにマーケティングの面だけではなく社会そのものがAIの本格的活用のローンチ段階とも言え、ZEALSは今後も確固たる基盤のもとにさらに飛躍し、会話型広告業界を牽引していく存在となって行くことだろう。