スタートトゥデイが3件のプレスリリースを発表。話題の「ZOZOSUIT」次の展開は?

ECのミカタ編集部

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 株式会社スタートトゥデイ(本社:千葉県千葉市)は2月15日に3件のプレスリリースを発表した。3件とも興味深い内容だったのでまとめてみた。

1) 新サービス 「おまかせ定期便」 を開始

おまかせ定期便

 「おまかせ定期便」 は、申し込みの際、アンケートに回答したユーザーに、アパレル経験豊富なスタッフがスタイリングしたコーディネートを定期的に届けるというサービスだ。商品が届く頻度は1ヶ月毎、2ヶ月毎、3ヶ月毎から選ぶことができる。

 申し込み時のアンケートでは、好みのテイストや取り入れたいアイテム、取り入れたくない柄・カラー、隠したい身体のパーツ、好きなサイズ感、予算感など様々な質問に回答する。アンケートの回答結果、注文履歴などを独自のアルゴリズムで解析し、ユーザーの趣味嗜好をしっかり把握した上で最適な商品を選定し、厳選された5~10点の商品でスタッフが一人ひとりに合わせたコーディネートを作成してくれる。

 ユーザーは、定期的に届く5~10点の商品の中から欲しい商品のみを購入することができる。気に入らなかった商品は無料で返品が可能で、サ―ビス利用にかかる費用は商品代金と配送時の送料のみだ。「ZOZOSUIT」 を利用した体型計測データも加味したコーディネート提案も可能。ZOZOTOWNらしいサブスクリプションコマースだと感じる。

2) 在宅ワークが可能な「ZOZO販売員」の募集を全国で開始

在宅ワークが可能な「ZOZO販売員」の募集を全国で開始

 ZOZO販売員は、上記の「おまかせ定期便」を申し込んでいるユーザーのために、ZOZOTOWNで取り扱う50万点以上の商品から申込者の好みに合ったコーディネートを考える。WEB上の管理画面から商品を選択し、着こなしのポイントなどを簡単にまとめたレターを作成するというものだ。

 ファッションEC市場の拡大による店舗数の縮小や、店舗オペレーションの機械化による店舗スタッフの少人数化などの流れを鑑み、「WEB上でのコーディネート提案業務」という新しいジャンルの雇用をファッション市場に創出することで、アパレル業界の活性化を目指していくとした。

3) スタートトゥデイ研究所、アイデア買い取り第1弾を発表

スタートトゥデイ研究所、アイデア買い取り第1弾を発表

 スタートトゥデイ研究所は、ファッションデータ・システム関連のアイデアや特許などを持っていて「一緒に研究したい」という個人や企業からアイデア・特許などを買い取り、そのアイデアの実現、特許の活用に努めるとした。

 そして今回、買い取り案件第1弾として、研究者3名からなる匿名チームの【ZOZOSUITよりも簡単に低コストで高精度な体型計測が可能となるアイデア】を3億円で買い取ることを決定したという。スタートトゥデイ研究所では、今後もアイデアや特許などの買い取りを積極的に検討していくとした。

会社という枠組みを超え、可能性を広げる

 「ZOZOSUIT」の完成により、ユーザーの体型計測は非常に容易になった。今回の発表では、その「ZOZOSUIT」が持つ可能性を「もっと広げたい」という意図が伝わってくる。

 もっと多くのユーザーや有識者を巻き込んでムーブメントを起こそうとしているのだと感じる。会社という枠組みさえ超え、多くの知見やスキルを集めることで技術開発や、サービスのクオリティアップのスピードを格段に上げている。

 アパレル業界の新しい道筋を照らし続けるZOZOTOWN。様々な力を巻き込んで、次はどこへ向かうのだろうか。ますます目が離せない。

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