CPO改善を支援するチャットボット受注オプション『Powered by qualva』提供開始へ
テモナ株式会社(以下「テモナ」)の提供するリピート通販システム「たまごリピート」は、デジタルマーケティングシステムの開発・提供及び運営の株式会社PROFESSY(以下「PROFESSY」)の提供する対話型フルオートメーション接客ツール「qualva」と連携し、チャットボット受注オプション「Powered by qualva」の販売を2018年3月に開始すると発表しました。
「qualva」と連携し、新規顧客獲得を効率化
リピート通販(サブスクリプションビジネス)支援サービスを提供するテモナ社の提供するリピート通販システム「たまごリピート」は、デジタルマーケティングシステムの開発・提供及び運営を行っているPROFESSYの提供する対話型フルオートメーション接客ツール「qualva」と連携し、新たなオプションサービスとして「チャットボット受注オプション Powered by qualva」の販売を2018年3月に開始する。
このオプションサービスの導入により、ウェブサイトに訪れたユーザーのフォーム入力をチャットボットがアシストする事で、離脱率低下・コンバージョン率向上が期待できるという。
CPO改善に動き出す
EC事業において、新規購入者の獲得数の増大や、獲得効率の指標であるCPO(1購入者あたりのコスト)改善は、事業推進において非常に重要な要素となっている。一方で、EC市場の拡大とともに、競争環境の激化やユーザーの比較・選択スキルの向上などで、新規獲得CPOが高騰し、通販事業の成長における大きな課題になっていた。
そこでテモナ社は、リピート・サブスクリプションビジネスをサポートする理念のもと、顧客のCPO改善のサポートもできないかと、協力会社やパートナー企業と議論を重ねてきたそうだ。
そして今回、チャット対話型フルオートメーション接客ツール「qualva」を提供し、CPO改善の実績を多数持っているPROFESSY社と共同で、インターネット通販企業の課題解決について共通の課題認識と、解決に向け、たまごリピート顧客に向けた新規獲得率向上が期待できる本オプションサービスの提供をすることとなった。
このサービスの導入により、ウェブサイトに訪れたユーザーを、チャットボットの対話形式で接客し、フォーム入力をアシストし。離脱率低下、CVR(コンバージョン率)向上が期待できるとしている。
柔軟性と分かりやすさ、そして高機能
今回提供が開始されるオプションの強みと特徴を以下のように発信している。
◆自由な対話シナリオ設計
サービスやユーザーの属性に合わせ、シナリオやレスポンスを自由自在に設計可能。Botによる柔軟な接客が旧来のウェブフォーム以上にコンバージョン率を高める。
◆入力しやすいUI
1問1答の入力しやすさ抜群のフォームナビゲーションシステムが、ユーザーをコンバージョンへと力強く誘引する。
◆見やすいダッシュボード
どれだけのユーザーがどの項目で離脱しているのかが瞬時に分かるグラフや、広告効果測定結果をお客様・広告代理店様で共有できるダッシュボードを提供。
AIがECビジネスの課題を解決していく
qualvaのAIによる音声案内(β version)は、人間の声に近い自然な音声でシナリオを読み上げる事が可能だ。これはまさに「AIによるビジネスの効率化」そのものと言っていいだろう。
テモナ社は、AIによるこの音声案内の機能を皮切りに、問い合わせ対応の自動化や効率化、コミュニケーションの多様化など、顧客のビジネスを効率化し、「事業者と生活者の双方を“てもなく”する」事業を展開していく方針だ。
なにかと熱いAI分野だが、今回の新サービス提供のように、AI技術とアイデアがECビジネスの現場で具体的な課題を解決していく、その過程をリアルタイムで目撃していることになるのだろう。