「県民通販大調査2017」第三弾!リアルな通販利用の実態を探る【JADMA調べ】

ECのミカタ編集部

 公益社団法人 日本通信販売協会(略称:JADMA・ジャドマ、事務局:東京都中央区)では、全国47都道府県ごとの、通販利用の実態を把握することを目的に、直近1年で通販を利用したことがある20代から60代の男女計10,000人を対象にしたインターネット調査を行っており、その第三弾が公開された。

 毎回調査内容が目を引くJADMAの「県民通販大調査2017」レポートの第三弾が公開された。全国47都道府県ごとの、「県民性」の違いをテーマに調査が行われている。県民性データアナリストである久保哲朗氏のコメントも冴え渡っていて、マーケティング担当者には非常に参考になるだろう。今回はどういった内容になっているのか、さっそく見ていきたい。

通販下着こだわり女子県は?

 女性の通販の利用者に、「最近1年間に、通販で下着・ランジェリー(以下、下着)を購入した金額は合計いくらですか?」と聞いたところ、通販による下着の年間購入額が多い「通販下着こだわり女子県」1位は岡山で14,750円となり、全国平均7,632円比の約2倍という結果となった。2位は香川、3位に愛知、4位三重、5位神奈川と続く。

 県民性データアナリストである久保哲朗氏によると、通販における下着購入額が最も高かった岡山は、子ども洋服購入費が全国1位、子ども下着購入費でも2位と、下着をはじめとする子どもの衣類にお金を掛ける傾向があるという。また、女性の家事労働時間も10位で上位にあることから、時間を効率的に、賢く通販を利用して、下着を購入していると考えられる。

通販スイーツ女子県は?

 女性の通販利用者に、「最近1年間に、通販でスイーツ・お菓子を購入した金額は合計いくらですか?」と聞いたところ、通販によるスイーツの年間購入額が多い「通販スイーツ女子県」は1位が島根で17,560円となり、全国平均11,175円比の1.6倍という結果だった。2位は北海道、3位は岡山、4位石川、5位福岡と続く。また、エリア別でみると、西日本地域では、通販でスイーツを購入する女性が多いことが分かった。

 通販におけるスイーツ購入金額が最も高かった島根は、出生率が全国2位で子宝に恵まれている県。また、スナック菓子の消費量が全国3位であり、砂糖消費量も6位とお菓子好きで甘党な県民性が垣間見えることから、子どもや家族のイベントで、スイーツを購入している機会が多いと考えられる。一方で、スイーツ購入金額の最下位の長野県は、果物消費量において全国2位のフルーツ大好き県である。スイーツよりも、フルーツの方が人気のようだ。

通販ホワイトデー男子県は?

 通販によるギフトの購入者のうち、「最近1年間に、通販によるギフトを、何のライフイベントで購入しましたか?」と聞いたところ、ホワイトデー用のギフトを購入する男性の割合が高い「通販ホワイトデー男子県」1位は秋田で30.8%となり、全国平均と13.6ポイントの差をつけた。

 続いて2位は岐阜、3位は岩手、4位が福井で、5位は静岡だった。ちなみに、バレンタインデーにおける、ギフトを購入する女性の割合が高い「通販バレンタイン女子県」の1位は鹿児島で、バレンタインデーとホワイトデーの1位県が南北に分かれる結果となった。

 通販におけるホワイトデーギフト利用率(男性)で全国1位の秋田は、宿題実行率、自宅学習率、そして中学生校則遵守率で、すべて全国1位だという。また学力テストにおいても全国2位であり、学力の高さに定評のある県でもある。そんな秋田には、実直で真面目な男性が多いと考えられ、ホワイトデーの贈り物にも実直に向き合っているようだ。

「なぜそうなったのか」をちゃんと追求する

 県民性の違い、また男女の違いもあり今回も非常に興味深い結果が並んだ。結果には何事も理由が存在する。つまり掘り下げれば掘り下げるほど、真相に近づくことができるということ。データの表面だけなぞっても、オリジナリティのあるコンテンツは生まれない。

 「なぜそうなったのか」をしっかりと追求していくことで進むべき方向は定まってくるのではないだろうか。誠実に向き合うこと。EC事業には、今回の調査の秋田男子のような実直さが求められているのだと感じた。


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