「納品書」と「後払い払込票」が1枚になる『後払い同梱オプション』がリリース

ECのミカタ編集部

株式会社ネットショップ支援室(以下「ネットショップ支援室」)は、同社のECサイト一元管理システム『アシスト店長』において『後払い同梱オプション』をリリースしたことを公表した。

「払込票一体型納品書」が出力可能に

「後払い同梱オプション」の導入によって、これまでバラバラに出力されていた「納品書」と「後払い払込票」が1枚になった「払込票一体型納品書」が出力できるようになる。

昨今物流コストの上昇が不可避となっている中、EC事業者においては、物流コスト以外の部分をいかに削減していくかが喫緊の課題となっていた。このようなEC事業者が抱えている課題を解決すべく、今回発表された機能が開発されたのだ。

コスト削減や作業時間の削減に寄与

コスト削減や作業時間の削減に寄与

同社によれば、自社で発送業務を行っているEC事業者においては、このオプションの導入によって、コスト削減や作業時間の削減などに大きく寄与するという。

たとえば、現在コンビニ後払いサービスを利用され、かつ払込票を別送にされているEC事業者では、大幅なコスト削減が見込める(例:1,000件の処理時に約67,000円の削減)。

また、払込票を別送にされているEC事業者でも、これまでバラバラだった「受注伝票」「払込票一体型納品書」が同じ順番で出力されるようになるため、帳票突き合わせ作業の大幅な軽減につながる。

ピッキング作業時の大きな負担は、「受注伝票」「納品書」「払込票」をそれぞれ印刷して突き合わせ作業をすることだった。本オプションでは「納品書」「払込票」を「払込票一体型納品書」として1枚で出力でき、かつ「受注伝票」出力時と同じ並び順で印刷することが可能なため、これらの帳票の突き合わせをする作業負担がほぼなくなる。

さらに、払込票が同梱されているので、支払い方法が明確であり、これまで多かった支払い方法や払込票がいつ届くかといった問い合わせを減らす効果も期待できる。

リソースを他に割ける

リソースを他に割ける

同社では、今回のオプションリリースに合わせてキャンペーンを実施している(キャンペーン期間は3月15日~4月30日、3月中に問合せ・申込を完了した場合に適用)。

活況を呈するEC市場だが、一方でピッキングや発送、顧客対応は避けては通れない業務であり、この部分を大いに軽減できる今回のオプションの発表。こうした軽減が実現すれば、コストの削減や時間短縮にも大いに寄与することが期待され、事業者としても拡販など他の業務へリソースが割けることにもなる。

まさにECの現場を支える機能と言え、各事業者のビジネスをさらに加速させることになりそうだ。


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