『広告ROI見える化ダッシュボード』でマーケティングの効率化と、売上の最大化を

ECのミカタ編集部

 株式会社Quark tokyo(所在地:東京都品川区)は、オンライン・オフラインのデータを元に、広告出稿プランを統合検証し、売上最大化に貢献するマーケティング効率化ツール『広告ROI見える化ダッシュボード』を開発し、3月20日より提供、およびコンサルティングサービスを開始すると発表した。

 企業のマーケティング活動の最終目標のひとつは、顧客生涯価値を最大化すること。これまで企業は、マーケティングの一環として顧客と商品・サービスの接点であるマス広告・宣伝などのプロモーション活動に注力し、長年、テレビCMを中心としたメディアに広告を出稿していた。

 しかし、「果たしてこの広告は売上につながったのか?」という広告の効果検証が課題だった。さらに近年、マーケティング投資効果を測定する「マーケティングROI」が株主から言及されるようになったこと、オンライン上でのデータ取得が進んでいることなどからマーケティング、特にプロモーションの効率化と可視化への取り組みが企業の課題となっている。

売上を最大化・最適化する広告出稿プランを実現

 Quark tokyoから今回新たにリリースされた『広告ROI見える化ダッシュボード』は、マーケターが本来実現したいと考えている「売上を最大化・最適化する広告出稿プラン」を実現してくれる。従来の広告出稿プラン予測ツールは、他社の事例から推察したテレビCMの視聴率データを中心に、オンラインメディアやSNSへの広告出稿振り分けを提案していた。

 『広告ROI見える化ダッシュボード』は、売上の最大化を目的としたプランニングを可能にする。TV・オンライン・チラシといった様々な広告出稿メディアの中から、広告の相乗効果と成果を最大化させる最適な出稿メディアの組み合わせを提示するだけでなく、売上と広告の影響を可視化、広告の直接的・間接的な効果を評価してくれる。

 マーケティングROIに特化しているツールであるため、売上最大化とコスト削減の両立が可能になる。そして他社の事例を元にしたシミュレーションではなく、自社データを用いて最適な広告の組み合わせを把握できるため、自社独自の勝ちパターンの構築が可能だ。また、広告を効率化できることで、他のマーケティング施策へ注力することができる。

 時代と共に広告にかけられる予算は減ってきた。そうした中で最大限の費用対効果を得るためには、プロのプランニングと検証ツールは必須となってくる。検証するためのデータも揃っている。広告を出す「意味」を根本からもう一度考え直すところまで来ているという事なのではないだろうか。


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