Shopifyに決済手段を集約して顧客満足度向上に寄与する『Shopifyペイメント』を導入

ECのミカタ編集部

ECプラットフォームを展開するShopify Japan株式会社 (本社:東京都千代田区、カタカナ表記:ショッピファイ) は、新たにShopify ペイメントを導入したことを公表した。

オンライン販売に必要な要素を一元管理

Shopifyは、マルチチャネル販売に対応したクラウド基盤のEコマースプラットフォームだ。Web、モバイル、ソーシャルメディア、マーケットプレイス、実店舗などの複数の販売チャネルを持つオンラインストアの作成、カスタマイズ、管理を簡単に行うことができる。

プラットフォームには、ストアの経営者にとって強力なバックオフィス機能も備えられており、オンライン販売に必要な要素をShopifyで一元管理ができるのが大きな特徴ともなっている。

Shopifyは、セキュリティやサーバーの堅牢性でも定評があり、2004年にカナダで設立されて以来、約175ヵ国、600,000店舗以上の企業をサポートし、Google、Nestle、RedBull、ゴーゴーカレー、Tabio、Budweiserなどの大手有名ブランドでも導入されている実績を誇る。

決済を集約し「仲介手数料0%」も可能

決済を集約し「仲介手数料0%」も可能

そのShopifyを提供するShopify Japan社は今回、Shopifyペイメントの導入を実施した。Shopify ペイメントに登録すると、VISA、Masterカード、American Expressからの支払いが直接Shopifyを通して可能となり、他の決済代行のアカウントは不要となる。

さらに、Shopify Pay、Google Pay、Apple Payを使用して数クリックで素早いチェックアウトをユーザーに提供可能になると同時に、クレジットカードの決済手数料、クレジットカード決済においてのShopify仲介手数料は0%となるのだ。

幅広い決済手段を手軽に利用できる

同社は、ShopifyとShopifyペイメントの特徴を以下のように発信している。

◇支払いの所要時間を短縮

5営業日で支払いを受け取ることが可能。何が入金済みか、次回の支払い金額がいくらか、リアルタイムでの残高がいくらかをShopifyの管理画面から一括して手軽に追跡できる。

◇コンバージョン率を向上

Shopify Pay、Apple Pay、Google Payなどの高速の決済サービスを提供できるようになり、チェックアウト手続がより手軽になるため、購入者の満足度向上が期待でき、ネットショップのコンバージョン率の向上につながる。

◇注文と支払いを一箇所に統合

購入者の支払い情報と注文内容が同期されるため、Shopifyの管理画面のみで支払い済注文、支払い方法、購入者を簡単に追跡できる。

◇チャージバック管理が簡単

通常多くの手間が掛かっていたチャージバックの作業を1クリックで対応できる。また、ストアデータに基づき、応答が自動的に作成される。

◇仲介手数料は0%・クレジットカード手数料の引き下げ

ストアの取引額によって異なる決済手数料ではなく、Shopifyペイメントは現在利用中のShopifyプランによって異なる料金体系を採用することで、今までの手数料よりもはるかに低い手数料を実現。国内カードでのオンライン取引は、Basicプランが3.40%、Shopifyプランが3.30%、Advancedプランが3.25%、Plusプランが3.15%の決済手数料で利用できる。

海外カードまたはAmerican Express(国内・海外含めて)でのオンライン取引は、Basicプランが3.90%、Shopifyプランが3.85%、Advancedプランが3.80%、Plusプランが3.75%の決済手数料で利用可能だ。

このように、ShopifyとShopifyペイメントは、日本のEC事業者や起業家にとって「より使いやすく、コストを抑えて販売できる」ように開発された高機能なECプラットフォームだ。

特にEC事業を展開する上で中核的な要素のひとつである決済に関して、手軽かつ手数料を抑えてサポートできるのはなにより心強い。決済手段の幅広さとあわせて、まさに日本のECをプラットフォームの面から強力に加速させることになりそうだ。

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