中国人観光客をオムニでファン化せよ!『豌豆公主(ワンドウ) 五反田TOC店』がオープン【インアゴーラ社】

ECのミカタ編集部

中国消費者向け日本商品特化型越境ECプラットフォーム「豌豆(ワンドウ)プラットフォーム」を運営する、インアゴーラ株式会社(代表取締役:翁 永飆 所在地:東京都港区 以下「インアゴーラ」)は、2018年6月11日(月)より、中国消費者向け越境ECショッピングアプリ「豌豆公主(ワンドウ)」のリアル免税店を、東京・赤坂から五反田の商業施設 TOCビル内に移転し、新たにオープンした。

顧客の声に応えてインバウンド事業をスタート

インアゴーラ社は、日本企業が国内外のEC市場により簡単に参入できる環境づくりを追求し、越境ECを始めとする様々な事業を展開している気鋭の企業だ。

その同社は、2017年8月より、「豌豆公主(ワンドウ)」ユーザーからの「買い物時間を短縮したい」「商品について中国語で詳しく説明して欲しい」「商品を購入前に試したい」などの声に応えるため、ついにインバウンド事業をスタートさせた。

インバウンド事業の中では、リアル免税店、オンライン免税サイト、フリーペーパーの発行を行っており、訪日中国人観光客の「旅マエ」「入国」「旅ナカ」「旅アト」の全旅程において、オンライン・オフライン双方のマーケティングを包括的に展開している。

<リアル免税店「豌豆公主(ワンドウ) 五反田TOC店」概要>

・開放時間:10時~20時
・定休日:不定休
・所在地:東京都品川区西五反田7丁目22番17号 TOCビル地下1階 
・広さ:69.54平米
・展示商品数:約1,080SKU

訪日観光客の動線上に出店

訪日観光客の動線上に出店

今回、展開がアナウンスされたリアル免税店「豌豆公主(ワンドウ) 五反田TOC店」が入る五反田TOCビルは、訪日中国人観光ツアー客がアクセスしやすい立地にあるため、より利便性の高いショッピングの場を提供できるようになったとしている。

「豌豆公主(ワンドウ)」で取り扱っている約40,000SKUの中から、化粧品・食品などの厳選した人気商品とバイヤーがイチオシする日本商品など 約1,000SKUが店内に所せましと取り揃えられる。

来店客は、実際に商品を手にとって試したり、「豌豆公主(ワンドウ)」アプリのバーコードリーダーで商品のJANコードを読み込むことで表示される中国語の商品説明や口コミなどを参考に、商品の特長を詳しく確認した上で買い物をすることができる。

インバウンド顧客をオムニでファン化

また、「豌豆公主(ワンドウ)」オンライン免税サイト経由でも、国内最安レベルの価格で商品を購入することが可能で、オンライン免税サイトで注文した商品は空港のカウンターに届くため(条件あり)、手ぶらで観光を楽しむことができる点も大きな特徴だ。

「豌豆公主(ワンドウ) 五反田TOC店」で購入した商品は、帰国後も「豌豆公主(ワンドウ)」を通して継続した購入することができ、オンラインとオフライン双方のシナジー効果により、より戦略的なインバウンド施策を展開している。

このように、今回のリアル店舗の出店は、オムニチャンネル化によって訪日観光客に訴求してロイヤル顧客になってもらい、帰国後はネットを通じた購入をリピートしてもらうという、近年の王道パターンを創り出していることになる。まさに中国消費者向け日本商品特化型越境ECプラットフォームで多くの実績とノウハウを持っている同社であるからこそできる施策と言えるだろう。今後いかに、このオムニ化の成果が広がるのかについても、ぜひ注目していきたい。

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