【まとめてみた】EC物流で使われる物流用語10選

ECのミカタ編集部

ECにおいて欠かせない存在である物流。社内で商品の保管や発送を行っている場合には、特段影響はないが、いざ物流機能をアウトソースしようとなった時、会話の中でよく出てくる”業界用語”が物流業界にも存在している。

本記事ではECのミカタの新入社員が入社当時に「これってどんな意味だろう?」と疑問に思ったという言葉を10個に絞ってまとめてみた。初めてアウトソースをする方はもちろんのこと、新人の方々にも参考になれば幸いだ。

最低限覚えておきたい!物流用語10選

◇3PL
3rd Party Logistics の略。荷主企業の物流全体を一括して受け持ち、業務効率化を図ること。
荷主企業が物流のことを気にせず、自社の事業や人に集中することができるため、
経営効率の向上に繋がるというメリットがある。

◇デポ
各地域ごとに配置される小規模な物流拠点のこと。
配送距離の短縮、一時的な保管のため、商品の届け先近くに配置される。

◇フルフィルメント
お客様が商品を注文してから、手元に届くまでに必要な業務全般のこと。
商品の受発注・梱包作業・出荷・在庫管理などが含まれる。

◇WMS
Warehouse Management System の略。倉庫で保管する商品の入出庫や在庫管理システムを管理し、
倉庫業務をスピーディかつ正確に行うためのシステム。

◇マテハン
マテリアルハンドリングの略。
物流業務を効率化するため、機械による運搬作業のこと。
フォークリフト、パレットなどがこれにあたる。

◇ アソート
英語の "assort"の意味「類別する・商品を各種取り揃える」からきて、いくつかの商品をひとつに梱包し、仕分ける作業のこと。
複数の商品を箱に詰め合わせ、ひとつのセット商品とする。

◇ロット
同じ条件もとで製造する、商品の最小単位のこと。

◇JAN
Japanese Article Number の略。日本で最も利用されているバーコードのこと。
一般的に13桁の数字で構成されているが、小さな商品には8桁で構成されているJANコードもある。

◇SKU
Stock Keeping Unit の略。受注・発注・在庫管理を行う際に用いる、商品の最小単位のこと。
一つの商品のサイズやカラーの違いなどを分類する、商品の種類をさらに細分化したもの。

◇FBA
フルフィルメント by Amazon。商品の保管・受注処理・配送・返品対応などの、
一連の物流業務全てをAmazonが代行するサービスのこと。

物流のトレンドは?

◇EC 必見!「宅配クライシス」攻略法
昨今非常に注目されているのが、再配達問題やドライバー不足問題を含む「宅配クライシス」。ECの市場規模が拡大するということは、ECで運ばれる荷物の量が増加するということだ。これまでの物流の仕組みは限界を迎 えており、問題解決が急がれている。

◇通販企業121社に聞いた配送費値上げの実態
昨年の夏、ヤマト運輸の配送料金値上げ発表を皮切りに、佐川急便、日本郵便と相次いで配送料金の値上げが実施された。荷物の量が増える中で、質の高い配送を継続するためには仕方のないこととも言えるが、多くのEC通販事業者はどのようにこの値上げを受け止めているのだろうか。

◇調査レポートからわかる「物流を委託するのに最適なタイミングとは?」
受注件数が増えれば、自社での商品の保管・発送を維持することが難しくなる。では、多くのEC事業者はどのタイミングで物流をアウトソースしているのだろうか。


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