収納サービスにイノベーションを巻き起こす!モノオクが資金調達へ。

ECのミカタ編集部

モノオク株式会社(本社:東京都杉並区/代表:阿部祐一)は、ANRI 三号投資事業者有限責任組合(本社:東京都世田谷区/代表:佐俣アンリ)より総額数千万円の資金調達を実施。
収納サービスにイノベーションを起こす。

モノオク株式会社の運営するシェアリングサービス、『モノオク』は、余ったスペースを利用してモノを保管できるサービス。現代の価値観「シェアリング」に焦点を当てたサービスの全貌とは。

『モノオク』誕生の秘密

『モノオク』誕生の秘密

そもそもの発端は、モノオク代表の阿部氏が、モノの保管に困っていた知人から一定期間モノを預かる経験をしたことだったという。
 
トランクルームは値段が高いうえに、モノを預けたい人の需要に対してスペースがあまりなく、空いていないという現状を鑑みて、『モノオク』の開発をスタート。使われていない部屋や押し入れなどの空きスペースを利用した物置のシェアリングサービスが完成した。
 
すべてWEBブラウザでかんりされ、利用料金は月額7000円程度。荷物の量や保管期間などを踏まえ、細かい値段はモノを預かるホストが設定する。

今後こんな問題も解決する?!

今回の資金調達を経て、モノオクはどこを見据えているのか。直近1年では、保管場所10,000か所の登録を目指す。個人の所有する物置や空き部屋はもちろんのこと、空き家を視野に入れることで「空き家問題」を解決、地域活性化に貢献していくという姿勢も見せている。

また、『モノオク』自体の機能充実にも着手。近々、置き場所に困ったときにすぐに解決できるような『モノオクハブ』の実装を予定している。

シェアリングという価値観

モノが増え続ける現代、「シェアする」という概念が若い世代を中心に広まってきている。Airbnbや民泊などの宿泊場所の提供はその最たるもの、SNSだって気になった情報は「いいね!」やリツイートでシェアする時代である。自分が良いと思ったもの、自分が提供できるものはシェアするという文化が浸透し始めている。
 
そしてEC市場の拡大によって、配送サービスも多様化している。『モノオク』のような保管サービスが拡張すれば、配達のスピードにも変化が出てくるだろう。

現代の価値観とニーズにマッチした『モノオク』の今後の動きに注目していきたい。

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