インフルエンサーにプレスリリースの発信を託す新サービス『EMERALD POST(エメラルドポスト)』が登場

ECのミカタ編集部

インフルエンサーをはじめとするソーシャルオーソリティー マーケティングを展開するLIDDELL株式会社 (本社:東京都渋谷区、代表取締役:福田晃一、以下「リデル」) は、8月28日よりソーシャルメディア上で影響力を持つ国内2万人のインフルエンサーによるプレスリリース配信サービスINFLUENCER NEWS DELIVERY「EMERALD POST(エメラルドポスト)」の提供を開始した。

よりダイレクトにターゲットニーズを狙い打ちに

リデル社が指摘するように、一般的なプレスリリース配信サービスは、企業が新しい情報をTV・新聞・雑誌・Webメディアに対して配信する「BtoB」の形式で、プレスリリースを受け取ったメディアが情報を掲出し、生活者に情報が到達するという流れだった。

しかし同社の新サービスでは、プレスリリースを従来のメディアに配信するのではなく、特に若年層の情報獲得源となっているソーシャルメディアに対してプレスリリースを配信する仕組みとなっており、そのソーシャルメディア上で絶大な影響力を持つインフルエンサー自身から、直接フォロワーに向けて配信することを可能にしたものだという。

インフルエンサーから配信された情報は「インフルエンサー ニュース デリバリー」と表現されるように、受け取ったインフルエンサー個人の運営するSNSを媒介にフォロワーにデリバリーされる仕組みだ。配信されたプレスリリースを起点に、影響力を持つインフルエンサーがフォロワーに情報を発信する「CtoC」の形式で、よりダイレクトにターゲットニーズを狙い打ちにした情報を届けることができる。

低コストかつスピーディに

低コストかつスピーディに

このように新サービスでは、国内で活躍する多彩なインフルエンサーを“ジャンル”、“フォロワー数”、“性別”、“年齢”などでセグメントでき、情報を届けたいターゲット層のフォロワーを多く持つインフルエンサーにダイレクトにプレスリリースを配信することが特長となっている。

インフルエンサー本人はもちろん、擁するフォロワーに価値がある情報であればあるほど、能動的な拡散を見込める。企業側は、新サービスによってインフルエンサーの影響力を自社の情報配信においても活用することができるようになる。さらに、プラットフォーム運営のノウハウを豊富に有する同社では、利用する顧客企業が、より手軽な操作で、低コストかつスピーディに活用できることを重視したとしている。

登録料無料、1配信3万円から

登録料無料、1配信3万円から

新サービスでは、登録料無料で1配信3万円からで利用できる。プレスリリースを読んだことがない、馴染みがないインフルエンサーに対して、プレスリリースの要約版である“マイクロプレスリリース”(140文字で形成されるSNS向けのプレスリリースで、インスタグラム通常投稿、ストーリーズ、Twitterに対応)を専任のスタッフが執筆代行することも可能だ。

管理ページで配信登録されたプレスリリースとマイクロプレスリリースは、配信後即時にインフルエンサーが持つアプリにプッシュ通知され、通知を受け取ったインフルエンサーは、アプリを起動し配信された情報の詳細を確認した後、自身が持つSNSで拡散し、投稿内容を報告する。情報を発信した企業側は、管理画面上で配信後、拡散された結果を知ることができる。

消費者に具体的なアクションを喚起する力

従来型メディアの閲覧数が若年世代において減少傾向をたどる今、ターゲットに届けたい情報発信力を備えたメディアも大きな変化を求められている。また、消費やトレンドの起点がSNSとなっている潮流を加味しても、ダイレクトにSNS上で拡がりを生むべく考案された新サービスの情報デリバリーシステムは斬新だ。

リデル社では、国内9千万人以上が利用し、進化を続けるソーシャルメディアにおいて、インフルエンサーが担う領域や可能性は、もはや単純な情報拡散を越え、具体的に生活者にアクションを掻き立てる「アウトプット」力にこそあるとしている。このことは、もちろんEC市場においても当てはまるだろう。

新サービスでは、インフルエンサーがもっとも上流に属する新たな情報に触れるきっかけを創出し、発信する情報の信頼や鮮度を高めることで、インフルエンサーそのものの価値を高める可能性を秘めていると続ける。これは、同社社が掲げる“INFLUENCER ADVANCE”にも通ずるものであり、インフルエンサーの持つ可能性を具体的に開き、社会的自律を一層促進していくものであると自信を見せている。

また同社は、多くの企業が「自社の情報をシェア・拡散してほしい」と望む現代において、SNSで影響力を発揮するインフルエンサー自身が、ニュースの一次情報発信となることは、これまでにない効果を発揮するとしており、今後の成果にも大いに期待したい。

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