AIがぴったりの感動をお届け。TSUTAYA AI映画版スタート

ECのミカタ編集部

株式会社TSUTAYA(本社:東京都渋谷区/代表:中西 一雄)はAI(人工知能)が顧客の趣向に合ったエンタテインメント作品をすすめるレコメンドサービス「TSUTAYA AI」の映画版を、8月30日より提供開始。

TSUTAYA AIとは

TSUTAYA AIとは

顧客が自身のTwitterでつぶやいていることをAIが分析し、おすすめの映画を紹介してくれるサービス。

TSUTAYAのホームページに自身のTwitterアカウントを連携させるだけという簡単操作で、もちろん利用料は無料の画期的なサービスだ。観たい映画を認知できるだけではなく、レコメンド結果をフォロワーと共有することもできる。

ここまでできる!TSUTAYA AI

従来のレコメンド機能では購入履歴や閲覧履歴をもとにおこなうだけだったが、TSUTAYA AIではTwitterで普段顧客が投稿している文章から顧客の趣味嗜好・興味関心をを読み取ることができる。たとえ映画に関するツイートではなくとも、普段の思考や行動から読み取った最適な提案ができるようになっている。

TSUTAYA AIは若者言葉や、顔文字・絵文字も含めた72万種類の単語を認識可能。広辞苑が収録しているのが約24万単語ということからも、この単語の豊富さがわかるだろう。
 
他にも、機械学習によってそれぞれの単語が持つ意味を、単語と文脈に合わせた意味合いの両方から正しく認識することもできる。
 
さらに統計学に基づき、作品1本毎に顧客がその作品を好きである確率を計算し、顧客オリジナルのベスト映画ランキングを作成する。

実際どうなの?著名人のアカウントでおためし

実際どうなの?著名人のアカウントでおためし

TSUTAYAは、都内の店頭でTSUTAYA AIと著名人のコラボを展開。著名人のTwitterアカウントをもとにTSUTAYA AIが解析した結果を展示している。9月末には全国のTSUTAYAで展開される予定だ。

AIとECの相性

AIの発達によって、昨今のマーケティング戦略は大きな変化を見せ始めている。顧客の趣味嗜好を探るのに従来はアバウトなアンケートによるものだけだったが、TSUTAYA AIのような繊細なレコメンドができるようになれば、より個人にアプローチしていくことができる。
 
ECが発達するにつれ、顧客の購買行動もよりパーソナルなものになっている。個別なアプローチを可能とするAIとは相性が良いのもうなずける。AIの力をふんだんに活用することが、EC業界発展のカギを握っているかもしれない。

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