【DELISH KITCHEN & ライフコーポレーション 協業一例】
売場のニーズにきめ細かく対応するDELISH KITCHEN店頭デジタルサイネージの設置、ユーザーからのニーズが高いレシピカードデータの提供、ライフアプリとの連携ほか。

株式会社エブリー（本社所在地：東京都港区、代表取締役：吉田 大成）と、株式会社ライフコーポレーション（本社所在地：大阪市淀川区、代表取締役社長兼COO：岩崎 高治）は、エブリーが運営するレシピ動画メディア『DELISH KITCHEN』のレシピ動画による店頭デジタルサイネージを含む各種サービスの拡大、販促領域における新サービス開発、さらにそれらを支える安定的なシステムの構築と運用を目指して、2018年10月より協業を本格化することを公表した。

月間再生6.1億を超える日本最大級のレシピ動画メディア

DELISH KITCHENは、すべてのレシピを管理栄養士などの食のプロが開発し、月間動画再生回数が6億1000万回を超える日本最大級のレシピ動画メディアだ。2017年末より、アプリやSNSなどのオンライン領域にとどまらず、クーポン配布や全国のお店の特売情報の提供、オリジナルキッチンツールの全国発売などを通じて、小売・流通と連携したオフライン領域にまでサービスを拡大してきた。

さらに、DELISH KITCHENの資産である豊富なレシピ動画を活用した店頭デジタルサイネージの提供とそれらを支えるシステムの構築、レシピカードデータの開発、折込チラシやウェブチラシへのレシピ提供など、スーパーマーケットをはじめとした小売店の販促支援事業を全国的に推進している。

同サービスは、2015年9月よりSNS上にて運営を開始し、2016年12月にアプリをリリースした。全国でテレビCMの放映を開始した2017年4月には、App StoreならびにGoogle Play(™)の総合ランキング第1位を同時に獲得し、2017年の年間を通じて国内ダウンロード数No.1のレシピ動画アプリになった。

さらに、Google Play 「ベスト オブ 2017」ユーザー投票部門 Top 5 アプリ、デイリーヘルパー部門の2部門に入賞し、App Storeにおいても『BEST OF 2017』のトップAppにランクイン、「今年のトレンド」に選出されている。

買い物がより便利になる各種サービスを共同開発

そのDELISH KITCHENが今回、大手スーパーマーケットチェーンであるライフコーポレーションと本格的に提携し、全国269（2018年8月末時点）のライフ全店にDELISH KITCHENの店頭デジタルサイネージを導入するほか、データ連携、アプリとネットスーパーの連携、商品･サービスの開発なども視野に入れ、販促領域において幅広く協業を開始することとなった。

これにより、ライフへの来店客、さらには潜在顧客に向けて、消費者にとって買い物がより便利になる各種サービスを共同開発していく方針だ。

ネットとリアル店舗の融合がもたらす、ひとつの道筋

エブリー社によれば、「おいしい料理を作って楽しむには、飲料・食品メーカ各社の優れた商品や食材、小売・流通によるサービスが不可欠だ」としている。今後は更にサービスを充実させ、様々な小売・流通との取組を展開していく計画だ。

昨今、さまざまなチャネルで生鮮とECの結びつきが加速している。今回の提携を通しても、ネット（動画メディア）とリアル店舗たるスーパーマーケットで確固たる地位を確立しているライフが手を携えることで、相互のチャネルを生かした新たなユーザーの獲得に寄与するものとみられる。ネットとオフラインが融合し、生鮮の小売の面で新たな地平を築く、そのひとつの道筋を示していると言えるだろう。