PATRON上場。インフルエンサーをシェアリングするという新発想

ECのミカタ編集部

EXTRAVAGANZA INTERNATIONAL、INC(エクストラバガンザインターナショナル/本社:アメリカ/代表:久積篤史氏)が手がけるPATRON/PATは韓国TOP3取引所Coinzestに上場したことを発表した。その他アップデートもおこなわれた。

Coinzestは韓国の法定通貨である、Koreanウォンでの取引が可能な取引所であり、世界でも数少ない法定通貨とのペアが実現する仮想通貨取引所。
 
今回の発表によってPATRON/PATは韓国の新規ホルダーを誘致し、PAT-BTCペアでは一時1335%の上昇を見せた。PATRON-Teamは引き続き韓国マーケットへのアプローチを続けていく。

PATRONとは

PATRONとは

PATRONとは、Airbnbをモデルとしたインフルエンサーのシェアリングエコノミー。世界中のインフルエンサーやフォロワーが、ネットや携帯やタブレットでインフルエンサーのシェアエコノミー情報を掲載・発見・予約することをオンラインで可能としたプラットフォームだ。

PATRON/PATでは、ブロックチェーン技術を活用してインフルエンサーの価値をトークン化。PATRONプラットフォーム上でパトロンコインが取り扱われるようになる。

インフルエンサーのSNSの配信枠をスポットで一度だけシェア、数ヶ月間専属のオフィシャルアンバサダーとしてサブスクリプションシェア、お気に入りのインフルエンサーを年独占契約型で買収し、自社に迎え入れる、など様々な用途から取引が可能。

取引にはPATRONが発行するCOIN「PAT」、ビットコイン、イーサリアムなどの仮想通貨が使える。

PATRONでインフルエンサーの価値が変わる

PATRONでインフルエンサーの価値が変わる

インフルエンサーの価値基準は、「ゲスト」ユーザーであるパトロンが自由に設定することができる。
 
例えばインフルエンサーの「発信力/リーチ数」「人を動かす力/エンゲージメント」「評価/ゲスト」によるホスト=インフルエンサーへの評価、投票、パトロンプラットフォームにどれだけ貢献してくれたか、などで、独自にインフルエンサーの価値を算出した下限、上限額までの間で価値基準を決められる。

Airbnbでいうところの「インフルエンサー」 が「ホスト」であり、フォロワーやファン、広告主やインフルエンサーを必要とする企業を 「ゲスト」ユーザー、ここでは「パトロン」 と定義する。

インフルエンサーをシェアリングするという発想

インフルエンサーマーケティングが注目され、シェアリングエコノミー、サブスクリプションが世間に姿を見せ始めた今、ついにはインフルエンサーもシェアされる時代になった。
 
インフルエンサーの影響力をEC展開に起用したいと思う企業は多い。韓国仮想通貨市場で成功を収めれば、日本にも十分に加速することになるだろう。

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