オープンロジの無料で使える在庫管理クラウドサービスが正式リリース

ECのミカタ編集部

物流プラットフォームを運営する株式会社オープンロジ(本社:東京都豊島区、代表取締役CEO:伊藤秀嗣、以下オープンロジ)は、2018年4月よりβ版で提供していたクラウド在庫管理サービスを本日10月22日、スマートフォン向けにリニューアルし提供を開始したことを公表した。

スマホフレンドリーな在庫管理ソリューション

今回、正式にリリースされた在庫管理サービスは、実店舗やオフィスなどの在庫を登録することで、いつでもどこでも在庫が見える化でき、組織間で共有可能なクラウドサービスだ。スマートフォンに特化した使いやすいデザインで、iOS/Androidアプリで利用できる。なお利用料金は無料だ。

ユーザーの実情に応える形での正式リリース

ユーザーの実情に応える形での正式リリース

同社では、正式リリースの背景について、次のように述べている。出荷作業などの物流業務をオープンロジにアウトソースしながらも、オフィスや店舗に在庫を抱えているユーザーが多かったという。

そのユーザーからは、Excelや紙の管理簿を用いたアナログな管理方法や、複数店舗間の在庫状況をメールや電話で確認するなどの作業に要する負担についても声が上がっていたようだ。そこで同社は、主力事業である「オープンロジ」の運営ノウハウを活かし、物流業務の経験がない方でも簡単・効率的に在庫管理が可能になるサービスを開発したのだ。

2018年4月よりβ版サービスの提供を開始していたが、今回、さらなるサービスの利便性向上のため、スマートフォンに特化したデザインにリニューアルし、iOSおよびAndroidアプリをリリース。正式に一般提供の開始へと至った。

在庫管理サービスのメリット

在庫管理サービスのメリット

同社では、サービスのメリットについて次のようにまとめている。

◆1. 操作がカンタンでつづけやすい。
Excelや紙のアナログな在庫管理や従来の在庫管理サービスに比べ、入力操作や在庫確認がシンプルで分かり易いので、無理なく継続して利用できる。

◆2. スマートフォンで在庫を管理できる。
スマホに最適化された画面で、いつでも・どこからでも在庫をチェックでる。iOS、Androidアプリの他、Webブラウザからも利用可能。

◆3. 他拠点の在庫確認ができる。
店舗や拠点ごとに在庫管理ができるため、ひと目で他拠点の在庫状況が確認できる。

100種類単位のアイテムを効率的に管理できる

100種類単位のアイテムを効率的に管理できる

ユーザー事業体からは、次のような声が届いているようだ。

バイク用品の輸入卸会社 インポートマネージャー

「メディアや取引先等へ急な貸出が発生するサンプル商品は、100種類以上をオフィスの隣の倉庫で保管しているのですが、以前は全く在庫管理を行っていませんでした。オープンロジの在庫管理サービスを使って在庫管理を始めると、パソコンやスマホ上で在庫を見える化でき、問い合わせの電話を受けながら素早く在庫確認ができるようになったので、問い合わせの度に実物を確認しに行く手間などが減りました。管理画面もシンプルで使いやすいです」

EC事業でも、もちろん在庫管理はサービス品質と顧客満足度を考える上でも要となる。今回の新サービスによって、オープンロジがこれまで蓄積してきた豊富なノウハウをさらにユーザー企業のオペレーションに合わせて活用でき、大きく効率化できそうだ。在庫管理の再考を考える事業体にとっては有力な選択肢となることだろう。

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