音楽・動画サービスなどのデジタルコンテンツを整理できるアプリ『でじコン』がリリース
BHI株式会社(東京都渋谷区)は、「オンラインで購入したデジタルコンテンツ」の情報をひとつにまとめるAndroidアプリ『でじコン』をリリースした。
分散したコンテンツを一元管理
BHI社は、デジタルコンテンツのサービスは年々増えており、期間限定の無料キャンペーンやクーポンの利用等によって、デジタルコンテンツが複数のサービスに分散されがちだと指摘する。同社は、そうした課題を解決するため、様々なストアで購入したデジタルコンテンツをひとつのライブラリにまとめる「でじコン」アプリをリリースしたのだ。
自宅の本棚のようにデジタルコンテンツを一元管理することができ、自分が何を所有しているのかがサービスを横断してひと目でわかるようになるという。また、動画・音楽配信サービスの継続課金や無料体験など、各サブスクリプションの契約状況も把握することができ、契約の見直しや退会忘れ対策に役立てることができる。
「でじコン」の特徴
同社では、「でじコン」の特徴を次のようにまとめている。
◆特徴1. 身の回りのデジタルコンテンツの情報を横断的に確認できる
① いつ、どのストアで、どのアカウントで購入したのかすぐ分かる
・購入ストア別・購入メールアドレス別での絞り込み
・キーワード検索での絞り込み
・時系列やタイトル順での並べ替え
② うっかり忘れていたコンテンツが見つかる
・取得できるストア数が豊富(随時拡張予定)
③ 体験のハブになるわくわく深まる興味が広がる
・購入元ストアの商品ページを確認
・購入時のメールを確認
・コンテンツに関連するニュースから最新情報をチェック
・直接アプリに移動してコンテンツを視聴(対応アイテムのみ)
◆特徴2:簡単に始められて、すぐにまとまる
デジタルコンテンツの購入に使用しているメールアカウントを登録するだけで始めることができ、複数のメールアカウントの登録も可能だ。
登録した時点で購入していた書籍・マンガ・動画・音楽など、様々なストアのデジタルコンテンツの情報が一つのライブラリにまとまる。
新しく購入したアイテムは自動でライブラリに同期・通知され、不要なコンテンツは手動で非表示にして、ライブラリをきれいに保つことができる。
◆特徴3:サブスクリプションサービスの契約状況がひと目で確認できる
ライブラリとは別に、動画・音楽配信サービスの継続課金や無料体験など、サブスクリプションの契約状況もまとめて見ることができる。
契約に関するメールの確認もでき、表示するサービスを手動で切り換えて管理することも可能。
デジタルコンテンツ管理の新機軸
大手ECプラットフォームをはじめ、エコシステム構築を拡大の意味からも、音楽やマンガ、動画といったさまざまなデジタルコンテンツを提供するサービスが展開されている。
ユーザーはそれぞれのサービスの長所を比較し、横断的にサービスを利用することが当たり前とも言える状況になっている。一方で、ユーザーの側からすればさまざまなサービスに楽しみたいコンテンツが分散し、利便性の面からも課題がある状況だった。
「でじコン」はまさにこうした課題に対応したものであり、今までありそうで無かった画期的なアプリと言えるのではないだろうか。