良いブランドから自分に合った服を。ファストファッションに関する調査【テスティー調べ】
株式会社テスティー(本社:東京都中央区/代表:横江優希)は、若年層を対象に調査した結果を発信する「TesTee Lab」において、10〜20代男女1,808名を対象にファッションに関する調査を実施した。
情報収集はSNSで女性の4割は「雑誌」
ファッションに関する情報収集方法を調査した結果、各性年代において「SNS」がもっとも多く、10代男性で49.8%、10代女性で76.4%、20代男性で40.7%、20代女性で69.2%となった。
10代、20代ともに約4割の女性が「雑誌」から情報を収集しているという。
「ファッション情報を収集する際に利用するSNS」については、全性年代において「Twitter」、「Instagram」、「LINE」が挙がった。
男性では「Twitter」利用者が最も多く約6割、女性では「Instagram」利用者が最も多く約8割という結果に。
リユースブーム!売るときはフリマアプリが1位
ファッションアイテムを売ったことがあるか、という問いに対しては、「売ったことがある」と回答したのは、20代女性が最も多く51.4%。
半数以上がファッションアイテムを売った経験があることがわかった。
ファッション用品の販売、リユース時に利用したサービスについては、全年代で共通して第1位が「フリマアプリ」、第2位が「古着屋」、第3位が「リサイクルショップ」だった。
約7割がファストファッションを利用。1位はユニクロ
ファストファッションの利用率についての調査では、「現在も購入している」の回答が最も多かったのが10代女性で80.7%、最も少なくても20代男性の64.2%となり、全体では約7割が利用しているとの結果になった。
中でも人気のあるファストファッションブランドは「ユニクロ」で、性年代問わず約9割が利用しているという。女性においては「GU」も9割と人気が高い傾向にあることがわかった。
ファストファッションを捨てるタイミングとしては「傷んできたら」との回答も多かったが、特に10代は成長期ということもあり、「サイズが合わなくなったら」捨てるという回答も多い。
10代とファストファッションとの相性が良いらしいことがうかがえる。
ファッションに対する意識の変化
かつては「良いブランド品」を身につけるという価値観だったが、現在では「自分に合ったものを」選ぶ価値観に変わって来ている。
この変化をつくったのは、高いブランド品でも自分に合わなくなればすぐに売れるようになったフリマアプリの台頭や、ECが発展したことによる情報過多が要因にあげられるのではないだろうか。
消費者が何が自分に合うのか、適しているのかがわからないという今、その人に合った商品が求められているのかもしれない。