楽天を見れば消費トレンドがわかる!「グランピング」関連消費を大調査

ECのミカタ編集部

楽天株式会社(本社:東京都世田谷区/代表:三木谷浩史、以下「楽天」)は、運営するインターネット・ショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」およびフリーマーケットアプリ「ラクマ」における、2019年の「グランピング」関連消費トレンドを2019年3月29日に発表した。

グランピングとは

近年、人気レジャーのひとつとして注目を浴びているグランピングは、「グラマラス」と「キャンピング」を組み合わせた造語。贅沢な設備やサービスを利用して、自然の中で快適な時間を過ごすのが特徴だ。

流行にのって、自身の趣向に合わせた個性的な「グランピング」楽しむために「グランピング」グッズを購入する人が増えてきているという。

商品売上急上昇!楽天市場のグランピング消費

「楽天市場」において、2018年から2019年の同時期に商品売上が急上昇した「グランピング」関連商品カテゴリーランキングは以下の通りだ。

1位:ランタン
2位:ポータブル電源
3位:アウトドアワゴン

点灯だけでなく充電もできるランタン、1台でミニ冷蔵庫や電動シャワー、電気毛布なども使用できるポータブル電源、荷物が多いときに便利なアウトドアワゴンなど、多機能な商品に注目があつまる一方で、ランキング外にもドーム型ビニールテントなどのオシャレな商品、LEDライトとひとつになったBluetoothスピーカー、本格ピザが60秒で焼き上がる窯など、オシャレで機能性の高いアイテムが人気だ。

「グランピング」関連の宿泊プランは2.1倍増加!楽天トラベル

「グランピング」関連の宿泊プランは2.1倍増加!楽天トラベル

「楽天トラベル」においては、2018年3月から2019年2月までの「グランピング」のキーワードを含む宿泊プランの利用率は、前年同期比で約2.1倍増加している。

近年はそうしたユーザーのニーズに応え、グランピングを楽しむkとができる専用宿泊施設のオープンが相次いでいるという。

特に家族旅行に人気で、子供連れの利用者が全体の約半数を占める。

自然の中はもちろん、都市部でもグランピングを楽しめる宿泊施設、人気大型テーマパークの近隣にいながら自然を楽しんだり、キャンピングカーやトレイラーハウスでの宿泊を楽しめる施設など、多様化しつつあるようだ。

グランピングの雰囲気づくりに。ラクマを活用

グランピングの雰囲気づくりに。ラクマを活用

「ラクマ」における「グランピング」関連の出品には変化が見られた。

昨年は椅子や機能性ウェアなどが多くを占めていたが、今年は「グランピング」の演出や雰囲気づくりに特化したアイテムの出品が目立つようになった。

特に出品数上昇ランキング1位の「ノルディスク アスガルド」は、定価が10万円と高額であるのにもかかわらず、他の出品同様昨年より2倍以上に伸びている。5位以内には照明アイテムが2つランクインしていることから、照明に重きを置くグランピング利用者もいるようだ。

3サービスから消費トレンドを探る

ECサイト、旅行サイト、フリマサイト、3つのサービスから消費トレンドを探ることができるのは興味深い。今やアウトドアもECですべてが揃う時代になってきていることが見てわかる。

今後、新たなマーケティング手法のひとつとしてトレンドの見通しに活用するようになるかもしれない。

 


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