テテマーチ株式会社（本社：東京都品川区/代表：上田大介）が運営支援をする『学生マーケティング集団 LOUPE（ルーペ）』は、Instagramにおける芸能人・インフルエンサーが女子大生に与える影響について調査した。

半数以上がインフルエンサーや芸能人をフォロー！その理由は？

今回テテマーチ株式会社は、248人の女子大生を対象に芸能人及びインフルエンサーが、Instagramにおいてどのような購買行動や店舗への来店などのアクションを起こさせているのか、またどちらの方が女子大生に影響を与えているのかを調査した。

まずはじめに、そもそも芸能人とインフルエンサーのアカウントをフォローしているかという問いに対しては、インフルエンサーが66％、芸能人が87％と、芸能人のほうが若干多くフォローされているものの、いずれも半数以上がフォローしているという結果になった。

ちなみにフォローしている理由としては、芸能人については「その芸能人が好きだから」「その人のファッションやメイク、ヘアスタイルを参考にしたいから」。
インフルエンサーについては「その人のファッションやメイク、ヘアスタイルを参考にしたいから」「面白いから」が大半を占める結果となり、多くの女子大生がファッションやメイク、ヘアスタイルに関する情報をInstagramから収集していることも浮き彫りになった。

実際、芸能人でもっともフォローされているアカウントは、自身のファッションブランドはもちろんファッションセンスが若い女性に人気のタレント渡辺直美のアカウントだ。
インフルエンサーでは若い世代の流行語の発信ともいえる人気クリエイター、けみおのアカウントがトップという結果になっている。

芸能人とインフルエンサーは同じくらい影響力がある！

芸能人やインフルエンサーのInstagramでの投稿を見て、実際に行動を起こしたことはあるかという問いには、芸能人から影響を受けた人は39％、インフルエンサーから影響を受けた人は38％と、ほぼ同数であることが明らかになった。

主にファッションやコスメは芸能人のものを参考に、飲食系はインフルエンサーのものを参考にしている傾向にある。
コスメやファッションに関しても、芸能人のファッションは26％、コスメは33％が影響を受けているのに対し、インフルエンサーも25％がインフルエンサーのコスメを見て購買に至ったという。

自分のセルフイメージを上げてくれる芸能人と、身近で手に入りやすいお得だったりオシャレな物を教えてくれるインフルエンサー、というニーズの違いもありそうだ。

今後ターゲットのニーズに合わせて、自社のPRに芸能人を起用するか、インフルエンサーを起用するか、検討してみるのも良いかもしれない。