月額500円のお茶のサブスク『TOKYO TEA JOURNAL』がスタート デジタルとリアルの融合を通してお茶文化に新たな息吹を吹き込む

ECのミカタ編集部

株式会社LUCY ALTER DESIGN(Co-founder/Creative director 青栁智士・谷本幹人)は、日本初の「観て飲む」お茶のサブスクリプションサービス「TOKYO TEA JOURNAL(トーキョーティージャーナル)」を正式にサービス開始した。

体験がシームレスにつながる

LUCY ALTER DESIGN社では、TOKYO TEA JOURNALのサービス開始により食品におけるD2Cモデルの形として、東京茶寮・煎茶堂東京といった直営店舗とインターネットを介したデジタルの体験・顧客情報がシームレスにつながり、時間や場所を問わずユーザーの満足度を高めることができるようになるとしている。

4月にメールマガジン会員限定で行った先行リリースでは、募集申し込み枠100名がわずか1日で完売となり、その100名に向けた創刊号が間もなく配送となる。今回の正式リリースのキャンペーンはインスタグラムアカウントでも告知される予定だ。

月額500円で月替わりの茶2種類+情報誌が届く

月額500円で月替わりの茶2種類+情報誌が届く

「TOKYO TEA JOURNAL」は、月額500円(税込)※で、日本全国から月替りの茶葉2種類と、そのお茶のストーリーを取材した情報誌がポストに届くサービスだ(※配送料税込300円が別途かかる)。

映像は情報誌に記載されるQRコードにアクセスして視聴可能だ。情報誌の実物は5月13日より、煎茶堂東京 銀座店、煎茶堂東京 阪急うめだ店、東京茶寮にて店頭で確認することができる。

同社によれば「TOKYO TEA JOURNAL」の構想から約2年間に渡り、全国各地の生産者の元を訪れてインタビュー撮影・取材を行ってきたという。本や検索ではわからなかったお茶のこと、作り手の表情や声、畑の起伏など、映像を観ながらお茶を味わうことで、生産者と深くつながる新しいお茶体験ができるとしている。

<特集農家の茶葉>
「001 はるもえぎ」 鹿児島県「頴娃」 生産者:かごしま八州たにば茶業(下窪康介)
「008 Z1(ゼットワン)」 京都府「和束」 生産者:田村 勝己
「009 おくひかり」 静岡県「川根」 生産者:農事組合法人あすなろ
「010 ふくみどり」 埼玉県「入間」 生産者:間野義雄
「012 あさつゆ」 鹿児島県「霧島」 生産者:西製茶工場
「022 かなやみどり」 京都府「童仙房」 生産者:柚木善彦
「027 CA278」 鹿児島県「頴娃」 生産者:下窪勲製茶(下窪 健一郎)
「034 ゆたかみどり」 鹿児島県「志布志」 生産者:東八重製茶
「035 さきみどり 彼杵」 長崎県「東彼杵」 生産者:大山製茶園
「041 ごこう」 京都府「宇治」 生産者:藤田千代次
など

日本茶を通じた新しいライフスタイルを

日本茶を通じた新しいライフスタイルを

また同社ではサービス開始に際し「良いお茶を良いと思える人にお届けすること」を理念として掲げ、デザイン・テクノロジー・コーヒービジネスといった他業界で培った知恵を日本茶に余すことなく注入し、日本茶を通じた新しいライフスタイルを世界に向けて提供するために、世界初のハンドドリップで淹れる日本茶の専門店や、シングルオリジン煎茶の専門店を構えたと述べている。

さらに「TOKYO TEA JOURNAL」利用中の購読者は、特典として直営店舗やオンラインストアでの買い物が「15%OFF」になる特典も付与されるそうだ。対象店舗は次の通りだ。煎茶堂東京銀座店、煎茶堂東京オンラインストア、東京茶寮(物販)。なお煎茶堂東京 阪急うめだ店、東京茶寮のカフェ、ワークショップは対象外となる。

私たちの文化に深く根差した日本茶。日本初の「観て飲む」お茶のサブスク『TOKYO TEA JOURNAL』は、デジタル時代にあえて紙媒体での刊行を行い、かつネットとリアルの融合を通して茶葉農家とユーザーをつなぎ、伝統にあらたな息吹を吹き込むことになりそうだ。

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