最高貯金額は450万円、YouTubeを参考にした商品購入が30% Z世代におけるお金と購買行動に関する調査
株式会社KIRINZ(本社:東京都港区/代表 :鵜池航太)は、都内46大学の女子大生500名を対象に「お金と購買行動」に関するアンケート調査を実施した。
調査期間は2019年2月15日〜3月1日。
もっともお金を使うのは「服・美容」!容姿重視のZ世代
月に何にお金を一番使っているか、という問いに対して、1位は「服・美容」という結果になった。約4割の女子大生が、月々ファッションや美容にお金をつかっていることがわかった。
今まで一番お金をつかったモノ・コトについても、1位は旅行となったものの、2位には洋服、3位に美容がランクインしている。
貯金についての質問では、1位が「していない」で約4割と、貯金を重視するより消費・投資することに注視している傾向が見られる。ただ、中には450万円貯金しているという回答もあり、女子大生の貯金事情は千差万別と言えそうだ。
購入の決め手はYouTuber動画!
「YouTubeを見て物を購入したことがありますか?」という質問については、約3割の女子大生が「ある」と回答。そのうち約5割が、YouTuberの動画を見て「コスメ」を購入していることがわかった。
インターネットなどのメディア情報に比べ、インフルエンサーによる身近なクチコミを重視している傾向がうかがえる。
ネットショッピング、キャッシュレス…ECフル活用
ネットショッピングを利用する頻度に関しては、最も多いのが「毎月利用する」で約3割。2位は「2月に一度」で全体の2割となった。
主に利用するネットショップは「ZOZOTOWN」で、約9割が利用すると回答しており、ここにもファッションを重視する傾向が反映されている。
一方、女子大生でクレジットカードを保有しているのは約6割。ネットショッピングの利用率に比例して、女子大生の間でもキャッシュレス化が進んでいることがわかった。
今後ますますECをフル活用した購買行動が増えることが見込まれる。企業はネットショッピングの充実、キャッシュレス化への対応に注力していく必要があるだろう。