『ヤフネコ!パック』開始 セブンイレブンでのヤフオク発送の利便性が向上

ECのミカタ編集部

株式会社セブン‐イレブン・ジャパン(以下、セブン‐イレブン)、ヤフー株式会社(以下、Yahoo! JAPAN)、ヤマト運輸株式会社(以下、ヤマト運輸)は、ネットオークション・フリマサービス「ヤフオク!」とヤマト運輸が連携して提供している配送サービス「ヤフネコ!パック」の発送受付を、2019年5月8日(水)より、全国のセブン‐イレブン20,925店(2019年4月末)において開始した(宅急便の取扱いがない一部店舗では利用できない)。

「ヤフオク!」の発送窓口が大きく拡充

「ヤフオク!」とヤマト運輸が連携して提供している配送サービス「ヤフネコ!パック」の発送受付を、2019年5月8日(水)より、全国のセブン‐イレブン20,925店(2019年4月末)において開始した。

セブンイレブンでは、国内最多の店舗数を展開するセブン‐イレブンでの「ヤフネコ!パック」発送受付開始により、「ヤフオク!」の発送窓口が大きく拡充し、出品者の利便性がさらに向上するとしている。

発送の仕方としては、落札者の支払い完了後、出品者は梱包した荷物とスマートフォンをセブン‐イレブンに持参し、「ヤフオク!」取引画面で発行されるバーコード(配送コード)をレジに提示するだけで手軽に発送手続きが完了する。

伝票への宛名書きやレジでの送料の支払いは不要だ。また全国一律送料と、氏名や住所などの情報を相手に知らせずに商品を配送できる匿名配送に対応している。

手軽・おトク・安心

手軽・おトク・安心

同社がまとめる「ヤフネコ!パック」の特徴は次の通りだ。

[1]全国約2万店のセブン‐イレブンのレジに持っていくだけのかんたん発送

国内最多の店舗数を展開するセブン‐イレブンからの発送が可能となることで、発送窓口が大きく拡充し出品者はさらに発送しやすくなる。出品者は、セブン‐イレブンに出品物を持参し、落札者の支払い完了後に「ヤフオク!」取引画面で発行されるバーコードをレジに提示するだけで、伝票の用意や宛名書き不要で、かんたんに発送手続きを行える。送料は「ヤフオク!」上で決済されるので、レジで送料を支払う必要もない。店舗従業員もバーコードをスキャン後、レシートを利用者に渡し荷物を受け取るだけの簡単な作業のみで対応できる。

[2]全国一律送料195円~でおトク・分かりやすい

送料を出品者が負担する場合、おトクな全国一律送料となる。たとえば、「ネコポス」(A4サイズ)195円、「宅急便コンパクト」380円、「宅急便」(60サイズ)600円で利用できる。(料金は全て税込)また、全国一律送料により、出品者は価格設定がしやすく落札者は商品価格が分かりやすいという利点がある。

[3]匿名配送であんしん

匿名配送とは、出品者、落札者がお互いの氏名、住所、電話番号を公開せず取引ができる配送サービスだ。取引時の画面や配送伝票で相手の個人情報を目にすることなく、商品の届けまで完了するので、自身の個人情報を取引相手に公開することに懸念を持つ人でもよりあんしんして取引ができる。

3社の連携をすすめる

セブン‐イレブン、Yahoo! JAPAN、ヤマト運輸の3社は、今後もユーザー視点で、より利便性の高いサービスを提供していくため、連携していくとしている。国内でのネットオークションサービスの老舗であるヤフオク!。昨今、メルカリの進撃もあり、ネットオークション、リユースEC分野で激しいつばぜり合いが続いている。

メルカリなど、配送方法の拡充などを図り、利用者の利便性向上を企図する中で、ヤフオク!も大きな一手を繰り出してきたと言えるだろう。これまでも断続的に各種サービスの充実をはかってきたヤフオク!だが、今後もし烈な競争を前に、こうした新たな施策の展開は続くことになりそうだ。

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