オンワードがオンライン接客で顧客をつかむ「STAFF START」を導入!「STAFF START」経由での売上は160億円超え
株式会社バニッシュ・スタンダード(本社:東京都港区/代表:小野里寧晃、以下 バニッシュ・スタンダード)は、株式会社オンワードホールディングス(本社:東京都中央区/代表:保元道宣、以下 オンワード)へのサービス提供を開始した。
売上160億超えも!スタッフと顧客の垣根を払う「STAFF START」
「STAFF START」は、アパレルショップのスタッフが自身で撮影したコーディネートに商品情報を紐づけ、ブランドの自社サイトやSNSに投稿できるサービスだ。
顧客は直接店に行くことなく、スタッフにコーディネートを提案してもらえる一方で、スタッフ自身も勤務する店舗に関係なく、全国の顧客に対してコーディネート投稿を通じたオンライン接客が可能となる。
コーディネート投稿を介して決まった購入は提案したスタッフ自身の実績となるため、スタッフのモチベーションアップや企業との関係性を深めることにもつながる。
2018年2月から2019年1月の期間での「STAFF START」経由での売上は160億円を超えた。コーディネート投稿を通じ、月間3,400万円を超える売上実績を記録したスタッフも現れているという。
スタッフのコーディネート投稿で来店促進
自社サイトの強化に努めるアパレル大手、オンワードでは、2018年11月末に同サービスを関連会社アイランドにて利用開始。
2019年2月末にはオンワード樫山でも導入し、現在全国1,000店舗以上、3,000名以上のスタッフがコーディネート投稿をスタートした。
同サービスでは顧客は気に入ったコーディネートやスタッフを「お気に入り登録」することもできるため、実店舗への来店促進にもつながる。
スタッフ間での「STAFF START」の浸透率も高まり、今後ますますコーディネート投稿を通じた販売は拡張する見込みだ。
同時投稿機能で相乗効果を狙う
オンワードに導入するにあたり、「同時投稿機能」が追加された。
オンワード関連会社のスタッフが自社サイト内にコーディネート投稿をすると、オンワードのサイトにも同時に投稿されるという機能だ。これによって関連グループ内での相乗効果を狙うことができ、スタッフの企業への貢献度をはかることもできる。
EC市場においてはまだまだ伸び悩むアパレル分野に、またひとつ新たな可能性が広がったといえよう。