【京東集団】中国初!IOT仕分けシステム開発で、作業効率5倍に
EC&小売インフラカンパニー京東集団は、IOT仕分けシステムの開発に成功したことを発表した。
フレキシブルコンテナバッグなどの袋状の荷物の自動識別・自動仕分けを可能としたシステムの開発は、中国初となる。
1時間で4,000袋を識別可能、作業効率5倍に
自動化の加速が求められる物流業界では、フレコンバッグなどの形状が不安定な貨物の自動識別・自動仕分けが困難であることが課題となっていた。
今回、京東集団が開発したIOTシステムは、従来レーザースキャンや画像識別装置では識別できなかった貨物の自動仕分けを可能とした。
AIシステムや360°解読技術などの高度な技術をかけ合わせ、1袋を0.9秒で識別し、99.99%の高い識別精度を持ち合わせている。
結果、1時間で4,000袋の識別に成功し、作業効率は5倍以上の改善が見込まれることとなった。
ECビジネスの枠を越えて、ECビジネスを加速させる京東集団
京東集団は、言わずとしれた中国国内で小売業No.1、流通網No.1を誇る企業で、今やその勢いは大手アリババに追いつかんばかりだ。
「ボーダ−レスリテール」の実現に向け、ECサイト構築や流通網の構築の枠を飛び越え、ECサービスをさらに活性化させるための技術開発にも余念がない。
今回のIOTシステムの開発は、物流業界の多くの企業に影響を与えることとなるだろう。