『Rakuten Pasha』での楽天ポイント付与が大幅スピードアップ スマホ上でのリアル店舗マーケも効率化

ECのミカタ編集部

楽天株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、以下「楽天」)は、同社が展開する成果報酬型広告サービス「Rakuten Pasha」において、株式会社アイエスピー(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:松村 敏郎、以下「アイエスピー」)と画像解析の領域で連携を開始した。

レシート画像送付で楽天ポイント付与

「Rakuten Pasha」は、メーカーなどの各企業が実店舗における自社商品の販売促進を目的としたプロモーションを、スマートフォンサイト上で行うことができる成果報酬型広告サービスだ。

各企業は、実店舗での商品購入を検討しているユーザーに、商品と対象期間を記載した日替わりクーポン「トクダネ」を提供する。クーポンを取得したユーザーは、該当商品購入後に商品情報が印字されたレシート画像を送付すれば、どの店舗で購入しても「楽天スーパーポイント」を得ることができる。

楽天ポイントの付与サイクルを大幅短縮

楽天ポイントの付与サイクルを大幅短縮

「Rakuten Pasha」における今回の連携により、ユーザーは日替わりクーポン「トクダネ」の該当商品を購入後、レシート画像を送付してから解析・審査が完了し「楽天スーパーポイント」の付与が確定するまでの時間が、最短で数分程度と大幅に短縮されるようになる。

またアイエスピーの持つ画像解析技術と知見を活用し、小売店ごとに違うレシート印字情報を高精度に認識できるようになり、それらを蓄積することで判定の精度もさらに高まって行くとしている。

マーケのリードタイムも効率化

実店舗におけるマーケティングでは、物理的な制約、実施までのリードタイムなどの問題により、セグメントを絞った施策の導入や、購買ユーザーの属性理解などに課題があった。

「Rakuten Pasha」では、簡単な設定のみでクーポン形式の広告配信から効果検証までを実行可能なため、商品の販売促進に必要なマーケティング施策を、短期間かつ手軽に実行できる。

またレシート解析がよりスピーディーになることにより、企業が「Rakuten Pasha」でレシートの審査結果が確定後にユーザーに質問を行うことができる「プチアンケート」機能においてもよりリアルタイム性が高まることで、様々な形でユーザーの属性理解に役立てることが可能になる。

楽天は今後も、「Rakuten Pasha」をはじめとする広告サービスの提供を通じて、新たな手法を開拓して行くとしており、今後も斬新かつ精度の高いマーケティングに寄与するツールやサービスの開発・提供に期待がかかるところだ。

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