【楽天】一律3,980円以上の買い物で送料無料に 楽天市場が2020年初頭にも共通の送料無料ラインを導入

ECのミカタ編集部

楽天は、運営するインターネット・ショッピングモール楽天市場において、ユーザーが楽天市場の各出店店舗で一度に3,980円(税込)以上の買い物をした場合に送料が無料となる、共通の送料無料ラインを導入することを公表した。

対象の配送地域は日本全域

楽天市場において、ユーザーが楽天市場の各出店店舗で一度に 3,980円(税込)以上の買い物をした場合に送料が無料となる、共通の送料無料ラインを導入することが公表された。

共通の送料無料ラインは、対象の配送地域を日本全域とし、メール便・宅配便(160サイズ以下)で配送される商品を対象に、2020年の年初を目処に導入される予定とのことだ。

「共通送料無料ライン」の概要

[対象金額]
「楽天市場」における 3,980円(税込)以上の買い物

[対象の配送地域]
日本全域(離島・山間部を含む)

[対象の商品サイズ]
メール便・宅配便(160サイズ以下)で配送される商品

[導入時期]
2020年の年初 (予定)

「わかりやすさを実現」

今回の施策公表に際して楽天からは次のようなコメントが出されている。

「『楽天市場』では、変化するユーザーのニーズに対応し、より多くのユーザーにご利用いただけるサービスを実現するため、さまざまな施策に取り組んでいます。送料についてはこれまで『送料が分かりにくい』『送料が原因で購入を断念した』というユーザーからのご意見を多数いただいてきました。送料についての共通ルールを導入することで、『楽天市場』におけるお買い物のわかりやすさを実現します」

楽天の三木谷社長は2019年初頭の楽天新春カンファレンスにおいて楽天市場の送料について一律の基準と送料無料ラインを設ける旨の発言をしていた。それがいよいよ具体化した形だ。

楽天が国内でも有数の巨大ECプラットフォームであることは言うまでもないが、これまで国内においても競合のAmazonに対して苦戦を強いられてきた。その要因の一つが送料のわかりにくさであり、特に送料無料ラインが不明確である点だった。

これはAmazonがマーケットプレイスを主軸として自社で商品を仕入れる形式であるのに対して、楽天はあくまで原則として各ショップの集合体であり、物流に関しては各ショップの事情が優先されてきたからだ。

つまり送料に関する一律の基準と送料無料ラインの設定はそのプラットフォームの構造上、極めて難題であったが、ここへ来てその難題解決に向けてついに動き出したことになる。

有言実行の楽天がはたして送料の新スキームを通して市場からどういった反応を得られるか今から注目と言えそうだ。


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