家具・家電サブスクのクラス社が総額約2億円の資金調達を実施

ECのミカタ編集部

株式会社クラス(本社:東京都目黒区/代表取締役社長:久保裕丈、以下:クラス)は、ギークス株式会社(本社:東京都渋谷区/代表取締役社長:曽根原 稔人、以下:ギークス)をはじめとする複数の事業会社などを引受先とした第三者割当増資等により、総額約2億円の資金調達を実施した。

有望なベンチャーへの支援の一環

家具・インテリア・家電のサブスクリプションサービスを展開するCLAS社は12月18日、ギークス社をはじめとする複数の事業会社などを引受先とした第三者割当増資等により、総額約2億円の資金調達を実施した。

ギークス社のベンチャー投資プログラムは、事業シナジーが期待できるベンチャー企業へ投資を行うというものだ。インターネットを活用した新しい分野のサービス・プロダクトや、グループ会社NexSeed(ネクシード)がフィリピン・セブ島で運営するテックスクールを卒業した起業家への投資を検討していくとしている。

2030年には最大で約79万人のIT人材が不足すると推計されており、IT人材の採用が激化している状況において、企業は開発リソースの確保に追われるケースが多々見受けられる。そうした中でギークスは、ITフリーランスネットワークを活用した人材提案と、NexSeedのオフショア開発体制を強みとし、開発リソースの提供も含めてベンチャー企業を支援できると考えているという。

『もっと気軽で心地良い暮らし』のために

クラス社は資金調達とギークスのベンチャー投資プログラム参加の目的について次のように述べている。

「クラスは家具をはじめとしたサブスクリプションサービスを個人宅だけでなく、オフィスや飲食店、ホテルなど様々な業界へ展開すると共に、対象地域の拡大にも努めて参りました。また、個人向けには引っ越しに伴う不要家具を処分する“引っ越しサポート”を、法人向けには用途や規模に応じて家具が変更できるパッケージをと、多くの方に『もっと気軽で心地良い暮らし』を体験していただけるよう、サービスの拡充にも取り組んでおります。これから更に高付加価値なサービスを提供し、家具・家電などをサブスクリプションする文化を拡大していくには、新たなビジネスモデルの開発や採用強化が必要であると感じ、資金調達を実施すると共に、開発リソース面などでもサポートを受けられる、ギークスのベンチャー投資プログラムへ参加いたしました」

またギークス代表取締役社長 曽根原氏は、ベンチャー投資プログラム1号案件の選出理由などについて次のようにコメントしている。

「クラスは、家具・家電のサブスクリプションサービスという新しい分野のベンチャーであり、利用ユーザー数の伸びを含めたこれまでの事業実績と、久保社長の経営者としての経験を踏まえると、今後更なる成長が期待できると感じ、今回の投資を決定しました。今後は、ギークスの強みも生かしつつ、両社ともに成長していけるような関係を構築していきたいと考えています」

ベンチャー投資プログラムの1号案件

クラス社によればギークス社からは資金面だけでなく、開発リソース面などでもサポートを受けていくとしている。これはギークスが同日(12月18日)に開始する「ベンチャー投資プログラム(事業シナジーが期待できる企業に対し投資を行うプログラム)」の1号案件に、クラスが決定したためだという。

クラスは今回の資金調達とベンチャー投資プログラムへの参加を通して、新たなビジネスモデルの開発や採用強化を行い、事業の一層の推進を目指す方針とのことだ。EC市場においても注目されるサブスクリプションモデル。そこにおいて家具の分野で確かな存在感を発揮するクラス社は、今回の基盤強化によってさらに成長へのチャレンジを加速させることになりそうだ。


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