noteを通してクリエイターは商品ストーリーの発信が可能に note for shoppingへのShopify参画で実現

ECのミカタ編集部

株式会社ピースオブケイクは、note for shoppingにShopifyが参画し、ハンドメイド作家やショップオーナーの活動を応援するECプラットフォームのパートナーが14サービスに拡大したことを公表した。

パートナーは12社14サービスへ

note for shoppingのパートナーにShopifyが新たに加わった。クリエイターがファンを増やすためにnoteで商品や開発背景を紹介するときに、商品ページの表示をしやすくするための仕組みとして2018年9月にはじまったnote for shopping。

ECプラットフォームのパートナーは12社14サービス(EC-CUBE/ebisumart/ おちゃのこネット/KATALOKooo/カラーミーショップ/Creema/Shopify/SUZURI/STORES.jp/futureshop/BASE/minne/MakeShop/Yahoo!ショッピング)に拡大している。

これによりShopifyを利用しているストアオーナーは、トランスコスモス技術研究所が開発したShopifyアプリ「shopping for note」を活用すると、noteの記事内に商品カードを埋め込めるようになった。

Shopify・トランスコスモス技術研究所の概要

Shopify・トランスコスモス技術研究所の概要

Shopify社は、2004年にカナダで創業。ニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場するグローバル企業だ。同社が提供するクラウド基盤のマルチチャネルコマースプラットフォーム「Shopify(ショッピファイ)」は『すべての人々のコマースをより良くするため(Make Commerce Better for Everyone)』というスローガンの下、デザインのカスタマイズ機能から、SNSなどと連携したマルチチャネル販売機能、マーケティング・在庫管理・経理・顧客対応など管理業務のサポートを行う機能まで幅広く提供しており、その利用は世界175ヶ国100万以上のネットショップが毎日運営され、広い支持を集めている。

トランスコスモス技術研究所は、テクノロジーを活用した業務の効率化・コストの削減・利益の最大化を目的とした研究開発およびサービスの提供を行っている。 多国籍のエンジニアが在籍し、それぞれが強みを持った開発のエキスパートであり、過去にも複数のShopifyアプリの開発に携わる。さらには、トランスコスモスが得意とするテクノロジーを活用した研究開発および運用コンサルティングを一括して支援することで、ECサイトにおける飛躍的な業務効率化及び経費削減の実現をサポートしている。

noteを通してメイキング情報を発信できるように

noteを通してメイキング情報を発信できるようにShopify 商品カードの表示イメージ

今回、noteを利用するハンドメイド作家やショップオーナーをはじめとしたクリエイターの活動を支援するembed機能。note for shoppingに参画しているECプラットフォームの商品URLをnoteの記事に埋め込むと、店舗名、商品名、価格などが表示された商品カードが表示されるようになった。

クリエイターはnoteで商品へ込めた想いや創作秘話、開発背景といったメイキング情報を発信できる。ファンの読者を商品カードから店舗を構えるECプラットフォームへ誘導し販売へつなげられるのだ。

同社は、クリエイターによるストーリーテリングの機会が増えることで、消費体験も「物の消費」から「物語への参加」へとより豊かなものになるとしている。「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする。」をミッションに掲げる同社は、クリエイターが創作活動を「続ける」支援をこれからも行なっていく方針とのことだ。

クリエイターの活動をサポートするnote、そしてそこからECが可能な同社のプラットフォームはShopifyの参画によってさらにその利便性と価値を高めることになりそうだ。


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