ラストワンマイル共同組合、大阪府で事業を開始。EC宅配の可能性を広げる

ECのミカタ編集部

ラストワンマイル協同組合(所在地:東京都府中市/理事長:志村直純)は、2020年から大阪府での事業を開始することを発表した。

東と西をつなぎ、全国的な集荷・配達・宅配を可能に

ラストワンマイル共同組合は、2020年1月15日時点で中小の運送会社33社からなる組織だ。

新規組合員加入した近畿配送サービス株式会社が中心となり、1月下旬に集荷事業から関西に参入予定。
府内で集荷した荷物を関東のハブセンターに運び、東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木の一都五県の組合員により配達・宅配する。

その後は6月を目標に、関東圏などから集荷した荷物の、府内での配達・宅配事業もスタートさせていく。

近畿配送サービス株式会社のほか府内数社が現在加盟準備中であり、順次参加予定だ。
今後、荷数の増大が予想されることからも、さらなる組合員の増強を図る。

ラストワンマイル共同組合は、昨年6月以降、近畿、東海地方で組合員を募集し、関東から近畿エリアでの事業拡大を図ってきた。

東と西の拠点を確保したことで、今後、集荷・配達・宅配へと積極的な事業展開が可能となった。
東海地方でも、愛知を中心に岐阜、三重などの加盟予定社が組織固めを進めている。

多彩な業務提携で、配送業務をスムーズに

数年前、大手配送会社の大幅な運賃の値上げや遅配など配送の混乱が顕在化し、中小の運送業者に荷主からの配送依頼が殺到した。

大手配送会社からも車両の増車依頼が増えていた当時、これを好機ととらえ、関東一都五県の中小の配送業者が集結してラストワンマイル協同組合が設立された。

共同受注、共同配送のメリットを生かした混載配送を活用することで効率化を図り、荷主の状況に応じて請負業務をカスタマイズすることにより、より安い運賃と遅延しない配達を実現している。

また、多彩な業務提携により、大手配送会社レベルの業務・配送管理システムも運用し、配送業務をスムーズにしている。

組合員は随時募集中

現状では、大阪府内すべてのエリアをカバーする体制が整っていないため、足りないエリアを中心に稼働できる組合員を再募集している。
特に募集を強化したい地域は、大阪府北部、北摂地域などだ。

現状では集荷の案件は決定済みであり、業務開始と同時に組合員には集荷の仕事が割り振られる。
大阪での組織拡大と同時に、愛知県、静岡県、岐阜県、三重県などの東海地区でも事業開始準備が進んでいる。

組合員が増えてネットワークが強固になれば、日本中をスムーズに配送可能な組織が生まれるだろう。


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