AIがサイト内のCV貢献度を判定。ユーザーの状況を理解する
株式会社ビービット(本社:東京都千代田区/代表:遠藤直紀)は、シーケンス分析クラウド「USERGRAM(ユーザグラム)」上のAI suggest機能に関して、AIアルゴリズムの改善と解析基盤のアップデートを完了した。
ユーザーの状況理解に努めるサービス
ビービットが提供するシーケンス分析クラウド「USERGRAM」は、ユーザが「いつ」「どのチャネルで」「どこから流入し」「どのページを」「どんな順番で」「どれくらい(時間)閲覧したか」など、ユーザー行動を可視化することにより、個々のユーザが置かれている「状況」を推察し、カスタマージャーニーにおける正しいUX改善を実現するサービスだ。
これまで従来の定量的なアクセス解析ではできなかった、ユーザ行動分析に基づくUX企画支援を実現し、導入企業の成果向上に貢献してきた。
今回USERGRAM内のAIアルゴリズムと解析基盤を見直すことにより、AIがサイト内のページ単位でのCV貢献度を判定する「AI suggest機能」をアップデートする。
CV貢献度判定の精度を上げ、ユーザーの関心をより正確に捉える
2018年秋にリリースした「AI suggest機能」は、ページや流入元ごとのCVへの貢献度をAIによって判定し、分かりやすくフェイスアイコンで表示するものだ。
今回当該機能のAIアルゴリズムを改善し、「ユーザごとのページ注視度」をモデルに加えたことで、貢献度判定の精度が向上した。
これにより、ユーザーの関心をより正確に評価・判断できるようになる。
また、今回解析基盤自体を刷新したことにより、今後の同機能のエンハンス開発が一層加速することも期待されている。
ユーザー中心のデータドリブン・マーケティングを実現
シーケンス分析クラウド「USERGRAM」は、顧客の行動の順序や流れ(シーケンス)を加味した行動データ分析により、ユーザーの「状況」を捉え、UXの高速改善=UXグロースハックを実現するクラウドサービスだ。
従来高度なデータ解析技術を必要としたシーケンスデータの把握・分析を、専門外のスタッフでも簡単に行うことが可能だ。
USERGRAMは、真の意味でユーザー中心のデータドリブン・マーケティングを実現する。
今後ともビービットはより正しく精緻にユーザーを理解するために、データサイエンス/AI分野に注力していく所存だ。