企業のLINE活用業務を効率化 CScloudとEC ForceがAPI連携

ECのミカタ編集部

スタークス株式会社(本社:東京都品川区/代表:上ノ山慎哉、以下「スタークス」)は、LINE公式アカウント特化の顧客対応クラウドサービス「CScloud(シーエスクラウド)」において、株式会社SUPER STUDIO(本社:東京都目黒区/代表:林紘祐)が提供する、EC基幹システム「EC Force(イーシーフォース)」とAPI連携を開始した。

API連携で、LINEをつかった業務の一部を効率化

API連携で、LINEをつかった業務の一部を効率化

CScloudがEC ForceとのAPI連携で実現できることは下記の3つだ。

1)顧客・注文情報を見ながら、LINEチャットに対応
2)顧客・注文情報でセグメントしたLINEのメッセージ配信
3)配送状況の確認等、マイページ機能の一部をLINEのトーク内で実現

今回の連携により、EC Force利用企業は顧客情報・注文情報に紐付いたLINEでのCRMやカスタマーサポートが可能になり、LTV向上やカスタマーサポート業務の負荷軽減が期待できる。

API連携で実現できる3つのメリット

API連携で実現できる3つのメリット

まず、LINE公式アカウントを使ってカスタマーサポートや接客業務を行う際、顧客情報を見ながらの有人対応や注文情報に基づくチャットボットの出し分けが可能となる。

また、顧客・注文情報を活用してLINEでのメッセージをセグメント配信できるため、アップセルやクロスセル、休眠顧客の掘り起こし、クレジットカード払いへの切り替え促進等のキャンペーンを効果的に実践できるようになる。

つまりAPI連携することで、企業側はLINEを用いたアプローチにかける工数を簡略化することが可能だ。

さらには、EC基幹システムのマイページにログインすることで参照できる配送状況の確認等が、LINEのトーク内でも行える。ユーザーにとっては利便性の高い機能であり、リピーター獲得に一役買うことが期待できる。

月間アクティブユーザー8,300万人を抱えるLINEを活用したい企業へ

月間アクティブユーザー8,300万人を抱えるLINEを活用したい企業へ

広告費の高騰・メールの開封率低下に伴うCRM施策の限界・コールセンターコストの増加など、通販・EC業界を取り巻く環境は年々悪化しているといえる。

そんな中、多くの企業が2019年12月末時点で月間アクティブユーザー8,300万人を抱える「LINE」の活用に注目している。

LINEに「Technology Partner」と認定された顧客対応クラウドサービスCScloudと、幅広いブランディング、デザインに対応するEC基幹システムEC Forceのシステム連携は、LINEをECマーケティングに活用したい企業に大きなメリットを提供することになるだろう。

顧客・注文情報に紐付いたLINEでのCRMやカスタマーサポートが可能になり、1to1マーケティングによるLTV向上やチャットボットによる問い合わせコストの削減などの業績向上効果が見込める。


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