dely株式会社(本社：東京都品川区) は、Twitter Japan株式会社（本社：東京都中央区 以下、Twitter社）との共同新広告パッケージ「クラシル× Twitterスポンサーシップ」の販売を開始した。

“Twitter×レシピ動画”で高い広告効果をねらう

レシピ動画サービス「クラシル」を運営するdely社は、Twitter社との共同新広告パッケージ「クラシル× Twitterスポンサーシップ」の販売を開始した。クラシルは利用者数・アプリのダウンロード数ともに国内有数のレシピ動画サービスとなっている。

「クラシル× Twitterスポンサーシップ」では、dely社が保有するリソース、つまりコンテンツ企画・制作力、2000万を超えるアプリユーザーとTwitter社が提供している“インストリーム動画スポンサーシップ”を掛け合わせることで、より高い広告効果をもたらし、クライアントの商品の認知向上・ブランディング支援につなげることを目的としているという。

動画広告の出稿可能量が2倍に

従来はdely社の制作したレシピ動画等のクリエイティブをTwitter社の広告に使用する場合それぞれへの出稿費用が発生していたが、「クラシル× Twitterスポンサーシップ」を活用すると、従来と同額でTwitterのインストリーム動画広告の出稿可能量が2倍になり、かつ同社のレシピ動画制作費用が内包されるため、実質無償の制作が可能となるという。

また上記メニューのオプションとして国内企業が運営するアカウントのうちフォロワー数TOP5を誇る同社のInstagram等、Twitter以外のSNSでも同時配信ができるプランや、クラシルが起用する人気インフルエンサーネットワーク「クラシルパートナー」を活用したプラン等も展開する予定とのことだ。

「バズり」でも実績

同社は新サービスによってTwitterとの親和性の高い人気インフルエンサーの起用、レシピ考案・動画作成からコンテンツ投稿、広告配信までをワンストップで提供可能だとして自信を見せている。

昨年クラシルで実施した「クラシルパートナー」料理研究家のリュウジ氏（@ore825）× ヤマキ株式会社のタイアップコンテンツである「レンジで作るぺぺたま」レシピは2週間でいいね数12.7万件、リツイート数2.6万を突破しTwitterのトレンド入りを果たすなど大きな反響を得ているクラシル。

こうしたTwitter上での実績をもとに今回、Twitter公式とのコラボが実現したようだ。EC市場においても、ますます重要度が増すSNS施策・SNS広告施策だが、レシピ動画を通した展開を目指す事業体にとって新サービスは有力な選択肢となりそうだ。