ECサイトへスムーズに画像AIを導入できる【ecbeing × popIn Action】のタッグで実現
popIn株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:程 涛、以下 popIn)が提供するEC向け画像認識AIサービス「popIn Action(ポップイン アクション)」は、株式会社ecbeing(イーシービーイング 本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:林 雅也、以下 ecbeing)と認定販売パートナー契約を締結した。
ECサイトに画像認識AIサービスを手軽に導入できる
popIn社が提供するEC向け画像認識AIサービス「popIn Action(ポップイン アクション)」は、ECサイト構築パッケージを提供するecbeing社と2020年3月に認定販売パートナー契約を締結し、取り組みの第一弾として株式会社シップス(本社:東京都中央区、代表者:三浦義哲、以下 シップス)が運営するファッション通販サイト「SHIPS 公式オンラインショップ」に、popIn Actionの提供を開始する。同パートナーシップ締結により、ecbeingを利用しているECサイトは「popIn Action」を手軽に導入することが可能となったとしている。
popIn Actionで実現できる機能
「SHIPS 公式オンラインショップ」にて、popIn Actionを導入することで以下の機能が追加される。
・類似アイテム検索機能
・画像検索機能
・類似アイテム検索機能 for コーディネートページ
・お気に入りレコメンド機能
同社はこれにより、「SHIPS 公式オンラインショップ」でのユーザー利便性の向上を図るとしている。また今回の提携に際して株式会社シップス デジタルマーケティング部 萩原氏から次のようなコメントが出されている。
「popIn Actionは商品を検索するための機能に留まらず、お気に入りアイテムやコーディネート画像などからも似寄りで旬な商品をレコメンドできるなど、これまでにない画期的な機能だと捉えています。お客様の購買心理から生まれるアップセルはもちろんのこと、当社の抱える様々なEC運用での課題解決からOMO施策への活用など、さらなる体験価値の提供が考えられると期待しています」
商品を簡単に探せる世界を実現
popIn社は認定販売パートナー契約締結の背景・目的として次のように述べている。
「popIn Actionは、2019年4月から提供を開始した画像認識AIサービスで、閲覧中の商品に似ている商品を簡単に探せる類似アイテム検索機能や、デバイスに保存している写真や画像から類似アイテムを検索できる画像検索機能などが搭載されております。また、強調フィルタリング方式のレコメンドサービスと併用することを前提としてサービス設計を行っている点も特徴の一つです。ecbeingは、国内ECサイト構築実績1,200サイトを突破するECパッケージソリューションを提供し、12年連続シェア第1位を獲得しています。
昨今、ECサイトにおける画像認識AIサービスを活用したCX改善施策の必要性が高まっており、popIn Actionとecbeingが連携をすることで、ecbeingが構築支援を行っているEC事業者様に対しても、容易に導入していただくことが可能となります。この度『SHIPS 公式オンラインショップ』にpopIn Actionを導入するにあたり、実装時に必要な要件定義、JavaScriptタグの設置、データフィードの連携等、ecbeingが対応することでシップス側の導入負荷を低減することを実現しました」
また今後の展開として次のように述べている。
「popIn Actionは簡易な実装作業による導入が可能で、フロントエンドのデザイン変更をほとんど必要としないサービスです。今回、SHIPS 公式オンラインショップへの導入に関してecbeingが対応を行い、今後導入を希望するEC事業者様へも同様に、容易にpopIn Actionを導入いただけます。従来、画像認識AIサービスをECサイトに導入することはハードルの高いものでした。しかし、popIn Actionとecbeingが連携を強化することで、手軽にECサイトへpopIn Actionの搭載が可能となり、且つサイト訪問者にとって商品を簡単に探せる世界を実現していきます」
同社も述べているようにECにおいて商品検索のユーザビリティを高めることは顧客とのロイヤリティ醸成や、それを通した売上げ向上に向けた要素として重要性が増している。一方でこれまでは画像関連のAIをECサイトに導入することは、システム開発などが伴い容易には実行できなかった。今回の提携を通してそれらの課題に対応するものであり、ソリューションの提供によって多くのECビジネスを加速させることになりそうだ。