プレスリリースをインフルエンサーが拡散 CtoCプレスリリース配信サービス『Buzz Press』がローンチ

ECのミカタ編集部

AnyMind Groupと株式会社サニーサイドアップの合弁会社で、インフルエンサーマーケティング事業、クリエイターサポート事業を展開する株式会社AnyUp(本社:東京都港区、代表取締役:林信吾、以下「AnyUp」)は、20,000人を超えるインフルエンサーとのコラボレーションによる新たな形の情報発信を可能にした、『CtoCプレスリリース配信』サービス「Buzz Press」をローンチ。あわせて公式サイトをオープンさせてサービスの提供を開始した。

20,000人以上のインフルエンサーが登録

Buzz Pressとは、これまでメディアやステークホルダー向けに届けられていたプレスリリースについてインフルエンサーを通して生活者に届ける『CtoCプレスリリース配信』サービスだ。

企業やブランドからのプレスリリースの内容を登録フォームに入力すると、すぐにプラットフォーム上の20,000人以上のインフルエンサーの中から複数名が参加し、自身のSNSアカウントから投稿を開始。

カテゴリや地域、性別などのフィルターを設定し、発信したい情報と親和性の高いインフルエンサーの選定ができるため、プレスリリースの内容を伝えたい生活者にダイレクトに届けることが可能となっている。

20カテゴリーを超える様々なタイプのインフルエンサーがBuzz Pressに登録。プレスリリース内容をしっかりと理解をした上で、SNS上で投稿するという。美容、ファッション、旅行、ママ&キッズ、エンターテイメント、スポーツ、ゲーム、ガジェットなど、様々な業種に対応している。

サービス利用の流れ

サービス利用の流れ

1.プレスリリース内容を登録

入力画面でプレスリリース内容を登録。シェアしてほしい画像とテキストを入力しターゲット選定するだけで準備完了。
※AnyUpにて入力対応

2.インフルエンサーに配信

登録したプレスリリース内容がBuzz Pressのインフルエンサーたちへ届く。リリース内容に興味を持ったインフルエンサーが投稿準備。

3.インフルエンサーがシェア

指定された画像やテキスト内容をBuzz PressのインフルエンサーがSNSで投稿。フォロワーへ情報を拡散。

4.リアルタイムでレポート

データベースを活用してリアルタイムで投稿状況をレポート。資料ダウンロード機能を使いデータ出力を行うこともできる。

生活者に対してダイレクトに企業情報を届ける

同社はBuzz Pressローンチの背景として次のように述べている。

「2014年を境にデジタルへの接触時間が大幅に増加し、接触時間においても近年ではテレビを逆転する勢いとなっています。また、ソーシャルメディアへの接触時間の増加により、インフルエンサーの影響力も非常に大きくなってきています。

生活者に近い立場の『インフルエンサー』が口コミに近い形で情報を伝えることから、企業が直接生活者に対して広告を発信する従来型マーケティングよりも、商品やブランドに対する認知や購買意欲の向上を効果的に実現できる手法として欠かせないものになりました。

そんな背景の中、起業やブランドの情報発信手法を考えたときに代表的に用いられているのがメディアやステークホルダーに向けて配信され、ニュースとして取り上げられることで生活者に情報が届くプレスリリースという手法でした。
今回、当社はこのプレスリリースを活用し、生活者に対して、よりダイレクトに企業の思いや情報を届けるサポートをしたいという思いのもと、強みであるインフルエンサーマーケティングの知見を掛け合わせ、Buzz Pressをローンチする運びとなりました」

スマートフォンの普及やモバイルにおける大容量通信があたりまえのものとなり、人々はSNSなどのネット上のメディアから情報を得るようになった。それはマーケティングやプロモーションの面でも大きな変革をもたらしている。特にインフルエンサーを活用した施策は、企業と消費者とのロイヤリティ構築や情報の拡散の面で有効であり、同社がローンチした新たなプラットフォームは、それらのフィールドに新たな風を吹き込むことになりそうだ。


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