クックパッドが自宅への当日指定時間配送を可能に DIAq(ダイヤク)との連携で6,000人以上の配送員が威力を発揮 

ECのミカタ編集部

株式会社セルートはクックパッド株式会社(本社:東京都渋谷区、代表執行役:岩田 林平)が運営する生鮮食品に特化したEC「クックパッドマート」とシステム連携を実施した。

自宅への当日指定時間配送が可能に

セルート社は配送クラウドソーシングアプリ「DIAq(ダイヤク)」が公開しているAPI(アプリケーションプログラミングインターフェイス)を通じ、クックパッド社が運営する生鮮食品に特化したEC「クックパッドマート」とシステム連携を実施した。

これにより2020年4月から、クックパッドマートで購入した商品を当日の指定時間に自宅まで配送する、自宅配送オプションの受付を本格的に開始する見込みだ。

6,000名以上の配送員が威力を発揮

クックパッドマートは、毎日の料理に欠かせない生鮮食品に特化したECサービスだ。地域の販売者や生産者の新鮮な食材をアプリから購入できる。購入した商品は、地域の店舗や施設に設置された生鮮宅配ボックス「マートステーション」に届けられ、購入者は好きな時間に立ち寄って商品を受け取ることが可能だ。

個別宅配ではなく、複数の購入者の商品を受け取り場所(マートステーション)へ共同配送する仕組みで配送効率を高め、1品からの送料無料かつ当日集荷・配送を実現しているという。2018年9月よりスタートし、現在は東京都23区内、神奈川県横浜市、川崎市にてサービスを提供中だ。

そのクックパッドマートとのシステム連携が実現した。DIAqが公開しているAPIは、通販サイトやアプリにDIAqの機能を組み込み、消費者宅への当日配送や当日回収を1時間単位で依頼できる法人向けのサービスとなっている。

同社では今回の連携を通じ、現在DIAqに登録している6,000名以上のアンカー(配送員)が、販売店や生産者と消費者とをつなぐ新たな選択肢として、暮らしの安心と利便性の向上に貢献するとしている。

高まるニーズに対応

同社では連携の背景として次のように述べている。

「共働きや単身世帯の増加に伴い、貴重な時間を有効活用するためにネット通販の需要が高まる一方で、仕事や家庭の事情で決められた日時に荷物を受け取ることができない『不在再配達』問題が、社会と経済の両面で大きな注目を集めています。

また昨今では、リモートワークや勤務時間のフレックス化の広がりにより消費者の行動がますます多様化しており、場面に応じて自分に合った受け取り方を選ぶ仕組みの必要性が高まっています。

DIAqが提供するシェアリングエコノミー型の配送網では、1時間区切りの希望時間帯を当日ご指定いただけるため、前もって予定を立てにくい単身世帯や未就学児のいるご家庭などにおいても利便性に優れています」

新型コロナウイルスによる感染拡大によって、にわかに高まっている食材の「巣ごもり消費」ニーズ。クックパッドマートの取り組みはこれまでも注目を集めていたが、急速なニーズの高まりによって配送リソースへの負荷も増えることが予想されていたが、今回の連携によって実に約6000人の配送員も稼働可能となり、サービスの価値をさらに高めることになりそうだ。


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