クロスシーがWeChatミニプログラム出品無料キャンペーンを実施 高まる日中での越境ECニーズに対応

ECのミカタ編集部

株式会社クロスシーはWeChatミニプログラムを活用した越境ECサービスにおいて、日本企業の中国展開を支援するため、出品費用を無料とするキャンペーンを実施することを公表した。

5,000万人にリーチ可能

日中間のクロスボーダービジネスを行うクロスシー社(本社:東京都台東区、代表取締役社長:渡辺大介)は、2020年6月9日よりWeChatミニプログラムを活用した中国向け越境ECサービスにおいて「出品費用無料キャンペーン」を実施することを明らかにした。

これまで1品目当たり月額4万円だったところを無料とすることで、コロナ状況下における日本企業の中国越境EC展開をこれまで以上に支援するとしている。また同社は、先着20社限定で中国越境ECの現状や取り組みへの障壁及び新サービスを紹介するウェビナーも開催する予定となっている。

同社によれば、先月の時点でWeChatのMAU(マンスリーアクティブユーザー)は12億人を突破。決済ツールWeChat Payとも連携することで、ミニプログラムECが利用されるようになってきているという。同社では「日本商品のセレクトショップ」をこのWeChatミニプログラム内に開設。日本国内における総代理を務めるMCN(マルチチャンネルネットワーク)「速報醤」とも連携し、そのフォロワー5,000万人にリーチすることを可能にしている。

さらにWeChat広告やソーシャルバイヤー施策による集客も実現。中国への物流体制も整備し、保税倉庫経由での発送、通関手続きや関税の支払い、受発注業務もワンストップで提供しており、出品費用は月額4万円(税別/1品目あたり)とし、売上報酬も抑えることで消費者にとっても購入しやすいスキームを構築しているという。

キャンペーン概要

同社には当該サービスを先月リリースしてから、これまでに100件以上の問い合わせがあったそうだ。そこで今回、同社では中国向け越境ECを検討している日本企業向けに、より簡易に施策を実施できるよう、出品費用無料キャンペーンの実施を決めたとのことだ。

[申込み期間]
2020年6月9日~2020年7月8日

[内容]
6カ月間の月額出品費用が無料(3品目まで)

[社数]
先着20社限定

[条件]
同社指定のプロモーションを6カ月間実施すること。WeChat公式アカウント開設・運営、公式アカウントフォロワー獲得広告、「速報醤」所属のインフルエンサーからの情報発信などを企業の状況に合わせて実施(月額計30万円分)。これらのプロモーションと掛け合わせることにより、単にモール内に商品を並べるだけでなく、その商品ジャンルに興味関心を持つユーザーのトラフィックも確保することで売上の向上を図る。

高まる日中での越境ECニーズに対応

同社は今回のキャンペーン実施の背景として次のように述べている。

「緊急事態宣言は解除されたものの、まだ新型コロナウイルスの感染拡大も収束しきっておらず、インバウンド消費への影響が出続けています。一方、その反動も受けて中国向けの越境ECは更にその利用率が上昇しています。これまで、Tmall(天猫)国際やJD.com(京東)グローバル等の大手モールへの出店ではハードルが高かった中国越境ECにおいて、先月当社より低リスクでの取り組みが可能なWeChatミニプログラムECをローンチしておりました」

こうした実績とあわせてサービスを提供してきた顧客企業からの要望や、新型コロナウイルスによる感染拡大による情勢の劇的な変化が、その背景にあるものとみられる。キャンペーンを通して、対中国での越境ECを展開する事業体の支援が加速するとともに、同社サービスの価値をさらに高めることになりそうだ。

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