eコマース・マーケティングのRokt、日本に参入。ECサイトの収益改善を支援
Rokt社(本社:米国 ニューヨーク/代表:山中理惠)は、eコマースをより速く、よりスマートに、より良いものへ変革させる重点市場として、日本への参入を発表した。
eコマースの加速に欠かせないRoktの技術を日本にも
企業が消費者の購買行動の急速な変化に対応していく中で、eコマースを最適化し、より良い顧客体験を生み出し、トランザクションあたりの収益を増加させることに貢献可能なRoktの技術は、これまで以上に重要になってきていると考えられる。
Roktは重点市場として注目する日本の国内ECサイトやオンラインメディア事業者向けの相談窓口を設置し、ECサイトの収益改善やカスタマー・エクスペリエンスの向上等に関して、グローバルなノウハウをベースに無償で支援を提供することとなった。
世界12カ国に取り入れられているRoktの技術
Roktは独自の技術を利用し、世界12カ国の主要なeコマースサイトにソリューションを提供している。
顧客が消費者としてオンラインで買い物をするとき、パーソナライズされ、個人と関連性の高い体験を期待するだろう。Roktを導入することで、こうした優れた顧客体験を容易に実現することが可能となる。
具体的には、消費者が必要とする商品やサービスをパーソナライズして表示・紹介することで、企業と顧客との関係を強化したり、消費者が興味を持ちそうな消費者との関連性が高い広告を表示し収益化を図るなど、様々なマーケティング施策を統一されたインターフェースで提供することができる。
ECを経由して顧客により多くの価値を提供する
Rokt GKのゼネラルマネジャー 山中理惠氏は、「新型コロナウイルスの流行のような世界規模の非常事態に対応するためにも、多くのブランドがオンライン戦略を強化し、今まで以上に多くの価値を顧客に提供する方法を模索している」と述べている。
Roktを導入すれば、顧客体験を向上させながら1トランザクションあたり最大約43円の追加利益を上げることができるという。顧客との新たなタッチポイントを創出し、様々なインサイトを獲得することも可能だ。
今後ますますパーソナライズ化が期待される日本のEC市場に、Roktの技術がどのような影響を与えていくのか注目したい。