Spartyとテモナが共同でパーソナライズドD2Cソリューションの提供を開始

ECのミカタ編集部

株式会社Spartyは、テモナ株式会社と共同で、パーソナライズドD2Cソリューションの提供を開始する。

D2Cソリューション『Sparty Creative Studio』も発足

パーソナライズシャンプー『MEDULLA』を開発・販売するSpartyは、サブスクリプションビジネス支援サービスを提供するテモナと共同で、パーソナライズドD2Cソリューションの提供を2020年7月より開始する。Spartyはこの提供を開始するにあたり、パーソナライズドD2Cソリューションを専門とする『Sparty Creative Studio』を発足させた。

さらに今回、『HOTARU PERSONALIZED』などの診断ソリューションを基盤にしたEC事業者向けの新たなパーソナライズドD2Cソリューションを提供するという。役割に関しては、システム提供をテモナが、コンセプト・デザイン・UX設計をSpartyが担当する予定となっている。

2020年7月には会員が16万人超に

2020年7月には会員が16万人超に

提携と新展開に行った背景として次のようなコメントが出されている。

「ここ数十年をかけたスマートフォンや様々なインターネットサービスの普及に伴い、生活者の購買行動は変化しました。大量生産・大量消費の時代から徐々に移り変わり、生活者は他の誰でもなく自分が欲しいものを、より便利な手段で、自分にぴったりのタイミングに、手に入れることを求めています。そんな生活者の高度なニーズに答えるべく、メーカーも変革を求められています。顧客から得た多様なデータを生かし、企画から販売までの全行程をスピーディーに商品やサービスを改善する必要性が叫ばれる中で生まれたのが、D2Cというビジネスモデルです。

Spartyは、2018年からD2Cモデルでパーソナライズされた商品を展開するブランド『MEDULLA』『HOTARU PERSONALIZED』を展開し、拡大を続けました。『MEDULLA』は立ち上げから2年で14万人の会員を突破。2020年7月時点では16万人の会員を超えました。また、『HOTARU PERSONALIZED』は2020年5月22日のリリースから3週間で、1万人以上がパーソナライズ診断を体験しました。社会の変化を事業運営を通じて実感する中、Spartyの持つD2Cモデルとパーソナライズの仕組みを世に広く展開することで、社会をより前進できると感じ、この度、『Sparty Creative Studio』を発足し、サブスクストアを提供するテモナ社と共同でのサービス開始へ至りました」

さらなるサービス強化と新たな顧客体験の創造を目指す

さらなるサービス強化と新たな顧客体験の創造を目指す

同社は、今後についてサブスクリプション支援サービスとして1,700社の導入実績を持つテモナと、パーソナライズヘアケア『MEDULLA』で販売開始からわずか2年で会員数14万人を突破したSpartyは、相互の強みを生かしながら、さらなるサービスの強化と新たな顧客体験の創造を目指すとしており、さらなる展開にも注目と言えそうだ。

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