アパレル向けクラウド販売管理システムの「One'sCloset」、「ロジザードZERO」とのサービス連携機能を提供スタート

ECのミカタ編集部

株式会社フレイトリンクスジャパン(本社:大阪府大阪市/代表:中村貴寿、以下「フレイトリンクス」)の提供するアパレル業界向けのクラウド販売管理システム「One's Closet」と、クラウド型在庫管理システムのリーディングカンパニーであるロジザード株式会社(本社:東京都中央区/代表:金澤茂則、以下「ロジザード」)の提供するクラウド倉庫管理システム「ロジザードZERO」が標準連携した。

発注や入荷予定もAPI連携を可能とし、より使いやすく

発注や入荷予定もAPI連携を可能とし、より使いやすく

今回の連携によって、商品マスタ、取引先マスタ、発注/入荷予定、入荷実績、受注/出荷指示、出荷実績においてAPI連携が可能となる。

従来よりユーザーから要望のあった機能で、今後もユーザーの意見を反映したシステムづくりに臨む所存だ。

親和性の高いOne'sClosetとロジザードZERO

親和性の高いOne'sClosetとロジザードZERO

提携した2社はそれぞれ同様の強みを持っている。1つはアパレル業界に強いということだ。ロジザードZEROは前身がアパレル卸向けWMSだったこともあり、アパレルや雑貨を取り扱うユーザーが多い。一方、One's Closetはアパレル特化型のクラウド販売管理システムで、多くのアパレルブランドがクライアントとなっている。

2つ目がカスタマイズが最小限で済む仕様になっていることだ。

ロジザードZEROは複数の荷主の物流業務委託先となる3PL・倉庫に多く利用され、様々な業種・業態・商材を取り扱う物流現場に対応している。ユーザーの約7割はカスタマイズをせず標準機能で活用できている。One's Closetもアパレル企業向けに特化した機能を網羅しており、標準機能での運用が可能だ。

EC需要が高まりつつある今だからこそ

これまでは委託倉庫や外部倉庫ではクラウド倉庫管理システム(WMS)を利用していることが多く、販売管理システムから出荷指示を行なう場合には、特定のレイアウトのCSVデータを作成してメール等のツールで送信する必要があった。

今回の標準連携にて、非常に煩雑な処理を必要としたそれらの問題が解消することで、大きな業務の効率化が見込まれている。

One'sClosetとロジザードZEROとは親和性も高く、すでにユーザーから利用申し込みがあるなど、需要の高さがうかがえる。

今後アパレルのEC需要もますます高まることが伺え、今回のような両者の連携は配送業務をスムーズにしてくれるだろう。

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