BtoB掛売り決済「Paid」がECサイト構築システム「EC-CUBE」の最新版に対応開始!

ECのミカタ編集部

株式会社ラクーンフィナンシャルが提供するBtoB掛け売り決済サービス「Paid(ペイド)」は株式会社イーシーキューブが公開するECサイト構築システム「EC-CUBE」の最新版「EC-CUBE4」に対応した決済プラグインの提供を開始した。

サービス概要

「Paid」は、企業間取引における掛売り決済で発生する与信管理や請求書の発行、代金回収などの請求業務を全て代行するフィンテックサービスである。「EC-CUBE4」に対応したプラグインの提供を開始したことで、「EC-CUBE4」を利用するBtoB事業者は、簡単に掛売り決済を導入することが可能となった。

自社製品やサービスをECで販売したいというニーズは年々増えているが、ECサイトの独自開発には時間とコストを要するためハードルが高い。「EC-CUBE」は、オープンソースのECサイト構築システムである。「EC-CUBE」が無料で公開しているECサイト構築パッケージであればダウンロードしたソースコードをカスタマイズすることで、独自のショッピングプラットフォームを構築することができる。

高まるEC化需要

経済産業省によると、BtoC、BtoBともにEC市場規模およびEC化率は増加傾向にあり、今後も伸びると推測されている。また、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でリアルな販売の機会が失われるケースが増加し、EC化の需要は急速に高まっている。「EC-CUBE4」においても4月には新規会員登録数が前月比20%増加となり、月間ダウンロード数も過去最高を更新した。

「Paid」は2015年に「EC-CUBE」用の決済プラグインの提供を開始し、最新版である「EC-CUBE4」への対応も行った。「EC-CUBE4」を利用する事業者は、「Paid」を導入することで、未入金が発生しても確実に支払いを受けることができるため、新規取引先との初回取引でも安心して掛売りで販売することができる。機会損失を防ぐことにつながり、売り上げの増加も見込むことができる。

また、「Paid」は今回の決済プラグインのアップデートにより「EC-CUBE4」を利用するBtoB EC事業者の利用拡大を期待している。BtoB EC業界に掛売り決済の利用が広がることで、市場全体をより活性化させることをむざしている。「Paid」は、今後も掛売り決済における「手間」や「リスク」を無くし、企業の取引拡大を支援していく。

・EC-CUBE(イーシーキューブ)
株式会社イーシーキューブが展開するオープンソースのECサイト構築パッケージである「EC-CUBE」は、無料公開されたソースコードを自在にカスタマイズすることで独自のショッピングプラットフォームを構築することができる。事業の大きさに関わらず、全てのユーザーにとっての使いやすさを重視して開発されているため、誰でも無料ですぐにECショップを開くことができる。累計ダウンロード数は180万を超え、日本で一番選ばれ続けているECオープンソースとして評価されている。

・Paid(ペイド)
BtoB取引において、掛売り決済のニーズは高く、売上拡大には必須の決済手段である。しかし、与信管理や請求書の発行、代金回収など請求業務にかかる手間やコスト、未回収が発生するリスクを考えると、掛売り決済の導入は簡単ではない。そこでBtoB掛売り決済サービスである「Paid」は、企業間取引における掛売り決済で発生する請求業務を全て代行し、未入金が発生した場合も100%代金の支払いを行っている。

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