EC接客ツール『STAFF START』年間流通額882億円に 毎年3倍以上の伸び

ECのミカタ編集部

株式会社バニッシュ・スタンダードは、実店舗の販売スタッフのオムニチャネル化を推進するアプリ「STAFF START(スタッフスタート)」の年間流通総額が822億円に達したと発表した。導入ブランド数は1000の大台を突破した。

◆STAFF STARTの主な機能

[1]
コーディネート投稿機能:販売スタッフが撮影したコーディネート写真に商品情報を紐づけ、ブランドの自社通販サイトなどに投稿する機能

[2]
SNS投稿機能:コーディネート投稿などを個人のInstagramなどのSNSに同時に投稿することができる機能

[3]
バイヤー機能:バイヤーやMD(マーチャンダイザー)などが販売を検討しているサンプル品の情報を販売スタッフに共有し、現場の販売スタッフが「売れそう」か「売れなさそう」かを評価できる機能

[4]
QRメモ機能:店頭で接客する販売スタッフが買い回り中の顧客に対し、検討している商品の通販サイトでの情報を、QRコードを経由して共有することができる機能

[5]
上記の経由売上を店舗及び個人評価につなげることができる効果測定機能

毎年3倍以上の成長

STAFF STARTは2016年9月にサービスを開始し、2020年8月末で4周年を迎えた。前年の3倍以上の成長を毎年達成している。

4周年目にあたる2019年9月〜2020年8月は、STAFF STARTコンテンツを経由した年間流通総額は882億円にのぼり、導入済みのブランド数は1019に。特にこの1年で、アパレル業界からコスメやブライダルなどへの拡大に成功した。

新型コロナ影響でコーデ投稿率約3割増

2020年に拡大した新型コロナウイルスの影響で、販売スタッフのコーディネート投稿数は、影響が広がる前の1月と4月を比較して285%に増加した。

新型コロナにより、実店舗の臨時休業や来店人数が減少する中、通販サイトへの注目度や利用率が急増。STAFF STARTへの注目度もあわせて高まったとみられる。

スタッフ本人による投稿コンテンツは、顧客の購入意思決定に大きく影響し、通販サイトの利便性を高める役割を果たしている。月間売上高が9000万円を超えるスタッフも出ており、時間と場所にとらわれないツールがカリスマ店員が活躍の場を広げている。

以前ほど、接客を受ける機会も減っている今、デジタルの場でも接客のプロとコミュニケーションが取れる。事業者としても自分達のメッセージを発信でき、消費者側にも安心感を与えることができるのではないか。E2C(employee to consumer)というショッピングの当たり前をデジタル上でも実現している同社のこれからに期待だ。

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