ECアプリは5年間で10倍以上の伸び[ヤプリ調査]

ECのミカタ編集部

アプリプラットフォーム「Yappli(ヤプリ)」を提供する株式会社ヤプリ(本社:東京都港区、代表取締役:庵原保文、以下「ヤプリ」)は、2020年10月13日(月)リテール・EC業界におけるアプリ利用の調査を実施し、その結果を公表した。ここではその概要についてポイントを絞って見て行く。

調査概要

今回の調査では、アプリプラットフォーム「Yappli」を利用するスマートフォン・アプリを対象として、リテール・EC業界のおけるアプリ導入状況とユーザー動向が調査された。対象となるのは、クラウド型アプリプラットフォーム「Yappli」にて、"O2O・EC・オムニチャネル"を目的として運用されている全329アプリだ。取引先との情報共有、社内のスタッフ教育、採用支援といったビジネス支援目的のアプリや、ゲームアプリなどは含まない。

なお、それぞれのカテゴリの定義は、以下の通りだ。

O2O・・・店舗集客機能を持つアプリ
EC・・・EC機能のみ持つアプリ
オムニチャネル・・・店舗集客とECの機能を持つアプリ

◆調査要項

調査主体:ヤプリ
調査期間:2016年8月末〜2020年8月末
調査対象:アプリプラットフォーム「Yappli」にて運用される "O2O・EC・オムニチャネル"の全329アプリ
調査方法:Google Analyticsログをもとにヤプリが集計

オムニチャネルアプリが急成長

これまでリアル店舗のみだった企業が、ここ数年で急速にデジタル上の顧客接点を作っているという。過去5年間で伸び率がもっとも高いのはO2Oアプリで19倍にも上った。ただし、全体数としてはオムニチャネルアプリとしての活用がもっとも多く、2020年時点で全体の約6割を占めている。

オムニチャネルアプリは2016年の時点ですでにアプリを導入する企業が多かったことが伺えるが、昨年比1.24倍と今でも着実に増えている。またO2Oアプリは昨年と比べ2倍となっており、まだまだ伸びる可能性があるとしている。

ECアプリは、過去5年間で10倍以上の伸び

1アプリあたりの平均DL数は、ECアプリが過去5年間で10倍以上に伸びており、平均約48,000DL。O2Oアプリやオムニチャネルアプリと比べ平均ダウンロード数は低い傾向にあるが、ECはアプリと相性が良いビジネスモデルのため、十分に結果を出せる数字と考えられると分析している。

また、コロナ前の2019年と比べると、EC機能を持つ、ECアプリとオムニチャネルは平均ダウンロード数が1.3倍以上伸びているが、O2Oは0.8倍と減少傾向にあった。

まとめ

調査結果にあるように、各ショップがデジタル化を急ぐ中、過去5年でアプリ導入数19倍 になり。平均DL数はEC・オムニアプリが昨年比1.3倍と伸びた。特にECアプリは過去5年間で10倍以上の劇的な伸びを示している。調査に際し、同社では次のように述べている。

「今回の調査では、リテール業界での販促・マーケティングを目的としたアプリ活用が広がり始めた2016年から2020年の期間で、企業側のアプリ需要の変化と、そのアプリを使うユーザー動向をまとめました。今後も継続的にユーザー数の増減を追っていくとともに、各アプリにおける実施施策との因果関係など、アプリを活用したマーケティング支援、ビジネス支援を成功に導くための情報を発信していく予定です。幅広い業種で導入が進む『Yappli』ならではのデータ分析にご期待ください」

今回の調査では、過去5年間の店舗におけるアプリの利用動向が明らかとなった。従来からのDX化の流れに加え、新型コロナウイルスによる感染拡大の影響によって、その流れは一気に加速しており、ECにおけるアプリ利用と各ショップのデジタル化もさらに進むことになりそうだ。

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