PayPay利用者3,300万人にリーチ可能 ミニアプリ開発支援スキーム『PayPay Accelerator Program』がスタート

ECのミカタ編集部

PayPay株式会社(以下PayPay)と、YJキャピタル株式会社(以下YJキャピタル)およびEast Venturesは、スタートアップ企業を対象に、参加企業の成長支援と「PayPay」のミニアプリ機能拡充を目的とした「PayPay Accelerator Program」の提供を開始し、10月26日より参加企業の募集を開始した。

3,300万人利用「PayPay」ミニアプリとして提供可能

「PayPay Accelerator Program」は、PayPay、YJキャピタル、East Venturesの3社が協同で提供するプログラムで、参加するスタートアップ企業に対し、PayPayによる技術的支援とYJキャピタルおよびEast Venturesによるビジネス面におけるメンタリングサポートを行うという。

参加対象となるスタートアップ企業は、業種は問わず、アーリーステージの企業が対象で、同プログラムで完成したプロダクトを全国で3,300万人以上が利用する「PayPay」のミニアプリとして提供可能となる見込みだ。

「スーパーアプリ」化を促進

PayPayは、10月26日より開発者向けツール「PayPay for Developers」上でミニアプリに関するオープンAPIの提供を開始。オープンAPIを公開するだけでなく、「PayPay Accelerator Program」を提供することで、スタートアップ企業の先進的な技術、斬新なアイディアとのシナジーで、ユーザーの生活をもっと豊かで便利にする「スーパーアプリ」化を促進するようなミニアプリの提供、拡充を目指すとしている。

また「PayPay Accelerator Program」の募集開始にあたって、海外のミニアプリのユースケースなどを紹介するイベントや、プログラムの説明会を定期的に開催する予定となっている。イベント内容は、プログラム紹介ページやYJキャピタルとEast Venturesが共同運営する「Code Republic」のTwitterアカウントで告知予定とのことだ。

ミニアプリの普及がキャッシュレス決済浸透のカギ

今回の公表に際し、各社のキーパーソンからは次のようなコメントが出されている。

PayPay株式会社 執行役員 プロダクト本部長 Aditya Mhatre(アディーティヤ マハートレ)氏

「スタートアップ企業と起業家は、経済成長の鍵を握っています。PayPayは、スタートアップ企業の夢を実現するために、有望な起業家と密に協力していきたいと考えています。 PayPayは、製品や技術に関するアドバイスを提供するだけでなく、PayPayミニアプリを通じてユーザーにサービスを提供する機会も提供していきます」

YJキャピタル株式会社 代表取締役 堀 新一郎氏

「PayPayと一緒にユーザーに愛されるミニアプリを作っていくスタートアップの皆さんを、YJキャピタルとEast Venturesさんでしっかりとサポートさせていただきます。このプログラムは出資を前提としたプログラムではありませんが、魅力的なスタートアップには、YJキャピタルとEast Venturesから個別に出資のご案内をする可能性もあります。ミニアプリの魅力を誰よりもいち早く理解し、世界を一緒に攻略しましょう!」

East Ventures マネージングパートナー 衛藤バタラ氏

「他の先進国に比べて、キャッシュレス化が遅れている日本の一つの原因は使える場所が少ないからです。中国の事例を見ると、ミニアプリの普及と共にキャッシュレス化も進んでいきます。今回は3社で力を合わせて、アーリステージのスタートアップにミニアプリのノウハウを共有したいと思います。キャッシュレス化を普及させ、より便利な生活を一緒に実現できればと思います」

すでに市場において、ひと際、存在感を示すPayPay。日本国内でのシェア争いにおける勝者としての地位を確かなものとしつつあるが、その先に見据えているのは、日本におけるキャッシュレス決済の浸透そのものであるようだ。

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