「ノウハウ」の販売で新たな収益源を生み出す。コロナ禍で打撃を受ける1次産業を越境ECで支援

ECのミカタ編集部

日中ビジネスを展開するmingle株式会社(本社:富山県富山市、代表:百塚万里子)は、運営する越境EC『VITAmin』を活用し、新型コロナウイルスの影響で大きな損害を受けている第1次産業を守る専用プランの提供を12月10日(木)から開始する。

1次産業への大打撃

収束の兆しが見えない新型コロナウイルスの感染拡大は、ついに第3波の到来を迎えている。その影響は観光業や飲食業だけでなく、1次産業へも大きな影響を与えている。時間をかけて作ったモノの多くが行き場をなくし、廃棄せざるを得ないというニュースが目立つようになってきた。

そこで、同社は1次産業を少しでも救うために”輸出でもない”、”生産物の販売でもない”、「ノウハウ」の販売で新たな収益分をカバーできるようなサービスを生み出した。

「ノウハウ」の販売で新たな収益源を生み出す

同社は、日本の各産業の「ノウハウ」が世界的にも注目されていることを踏まえ、海外の学習マインドの高い同業者などへDL方式でノウハウを販売するサービスを提供する。例えば、以下のようなノウハウである。

・土地ごとに見合った栽培を続けて蓄積したノウハウ
・肥料や農薬の使用方法に関するノウハウ
・収穫後の品質管理に関するノウハウ
・海流や地形にあった養殖のノウハウ
・鮮度維持に関するノウハウ
・味をよくする飼育法のノウハウ
・脂のノリを良くするためのノウハウ

負担とならない範囲でこれまでの経験で培ったノウハウを動画に収め、他国へと販売する。現地へ行かず、輸出もしない、越境ECを使ってPRとノウハウ販売をする新しい方法である。

■詳細
1次産業応援限定プラン
・お試しプラン:3ヶ月間/¥49,800(税別)
・年間契約(越境ECサイト利用料):月額/¥9,800(税別)

■手順
1.ヒアリング
2.申込
3.動画撮影
4.翻訳&テロップ(自動翻訳機能付き)
5.販売開始

新たな収益源でピンチを乗り切る

新型コロナウイルスの感染拡大が各産業に与えた影響は計り知れない。観光業、飲食業に関する報道があふれる中で、一次産業も大きな打撃を受けている。丹精を込めて作り上げたモノが、出荷しても利益が出ないため、やむを得ず廃棄しなければならない状況が続いている。
mingleが目をつけた「ノウハウ」の販売。これまでとは一味違う越境ECで日本の一次産業を救うことができるかもしれない。

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