BtoB(売り手企業)におすすめの決済サービスと言えば掛け払い!メリットや料金体系、選び方まで解説

ECのミカタ編集部

掛け払い決済サービスをご存知ですか?

「毎月の請求業務の効率をなんとかして上げたい」「クライアントとの取引の効率化を図りたい」そんなお悩みを解決してくれるのが掛け払いサービスです!ですがいざ導入する前に、サービスの全容を詳しく知っておく必要があります。そこでこの記事では、BtoBにおすすめの掛け払い決済サービスについて、サービス内容からメリット・デメリット、選ぶポイントを図を用いて分かりやすく紹介しています!ぜひ参考にしてみてください。

<目次>
 掛け払い決済サービスの仕組みとは?
 掛け払い決済サービスの利用の流れ
 掛け払い決済サービスのメリット・デメリット
 掛け払い決済サービスを選ぶポイント
 掛け払い決済の料金制度
 【比較】掛け払い6選徹底比較!



掛け払い決済とは?

掛け払い決済とは、商品購入日に支払うのではなく、一定期間に行われた取引の支払い日をまとめて効率的に決済を行うことを言います。

支払ってもらう際、請求書の送付が行われることから請求書払いとも呼ばれます。一般的に多いのは「末締め末払い」、つまり当月末日までに取引した代金を、翌月末日までに支払ってもらう形です。

掛け払い決済サービスの仕組みとは?


掛け払いを導入すると、毎月請求書を発行することになるので、経理業務が圧迫し人的コストもかかります。この問題を解決できる方法として、掛け払い決算サービスを導入することが挙げられます。

掛け払い代行サービスの仕組みは、上記の図のように決済代行会社が買い手企業に代わって請求書発行や代金回収、入金管理などの業務を行います。では、このように決済代行会社が仲介に入ることでどのようなメリットがあるのかを見ていきましょう!

掛け払い決済サービスのメリット・デメリット

掛け払い決済サービスのメリット


・決済業務の負担が減る
・販路の拡大
・未収金リスクが0に
・与信管理から請求書発行までワンストップ

決済業務の負担が減る


毎月行っていた与信、請求書発行、入金管理、督促、回収などの業務を決済代行会社が代わりにやってくれるので、コア業務に集中することができます。
会社で決済に業務に50時間かかっていたものが、わずか10分ほどに短縮したという事例もあります。

販路の拡大


決済手段の導入により、個人事業主のお客様などにも請求書払いを提供できるようになり、新規営業に時間を使えるようになるため、売り逃しや機会損失をなくし販路を拡大することができます。

未収金リスクが0に


掛け払い決済サービスでは、決済業者が売上を全て立て替えるため仮に支払いの遅延や万一の貸し倒れの場合にも、売上代金を100%保証してくれます。
よって、未入金を気にせずに任せることができます。

与信管理から請求書発行までワンストップ


掛け払い決済サービスでは、BtoB取引における与信管理から請求業務をワンストップで提供してくれます。
このことから、与信審査がスムーズになれば取引開始までの時間も短縮することができます。


掛け払い決済サービスのデメリット


・決済会社の与信が通らなかった企業については、対応できない場合がある
・取引額に上限がある

決済会社の与信が通らなかった企業については、対応できない場合がある


掛け払い決済サービスを利用するには、与信を通す必要があります。
その与信に通らなかった場合には、個別対応を行う必要があります。

取引額に上限がある


サービス毎に取引金額の上限があります。
自社の取引単価と照らし合わせて、サービスを選定しましょう。

掛け払い決済サービスの利用の流れ

実際掛け払い決済サービスを利用する際の流れについて説明していきます。
基本は、売り上げデータをアップロードしたら入金を待つだけなので、とても便利です。

①取引登録
②請求書発行依頼
③振り込み明細の確認

取引登録


登録方法はサービスの種類によって異なりますが、まずは取引データを管理画面に登録します。
また、ビジネスに合わせて適切な運用モデルを個別提案してくれるなど、様々なビジネスモデルに対応できるところもポイントです。

請求書発行依頼


取引審査がOKになった取引のうち、売りが立ったと決まった取引を報告し、その報告をもって決済会社が請求書を発行します。

振り込み明細の確認


支払日に支払いの確認をすることができます。


掛け払い決済の料金制度

ここまで、掛け払い決済サービスの基本的な仕組みから利用の流れまで説明してきましたが、やはり気になるのか費用面ですよね。
そこで、掛け払い決済にかかる料金は主に以下の4つです。

・初期導入費用
・掛け払いを使う際の手数料
・請求書を発行して送るための代金請求書発行・郵送料金
・月額固定費

取り扱い商材や販売方法などによっても、金額は左右するので、一度複数社掛け払い決済サービスのお見積もりをすることをおすすめします。

掛け払い決済サービスを選ぶポイント

続いて、実際掛け払い決済サービスを導入する上で選ぶポイントを絞ってご紹介していきます!

・与信審査のタイミング
・管理画面の使いやすさ
・与信上限枠
・毎月の利用料金

与信審査のタイミング


掛け払い決済サービスによって、どのタイミングで与信審査が行われるのかが異なるため、選ぶ際の重要なポイントの一つになってきます。
サービスによっては、企業与信を取引中に行うため、仮に与信が通らなかった場合、取引ができなくなる可能性があるので要注意です。
また、2回目以降の取引では与信審査が発生しないサービスがあり取引まで時間短縮できるサービスもあるので、与信についてはよく比較検討することをおすすめします。

管理画面の使いやすさ


実際に管理画面のデモ画面を使用して、運用しやすいかを確認してみましょう。
その他にも、オンライン上で請求書の確認や再発行ができるのか、また同じ会社の別部署などで請求が発生した場合、請求書を分けたりまとめたりすることができるのかなど、使いやすいサービスかどうかを確認することも重要です。

与信上限枠


与信の対象が取引の場合は、取引の都度審査が発生するため、取引額の上限が自社の取引単価でも問題がないのかを確認しておきましょう。
与信限度額が比較的少額ですと、大きな取引がしにくいといった課題がありますが、取引量に応じて与信を増やすことができるため大きな与信限度額を付与しやすくなることもあります。

毎月の利用料金


毎月の利用にどれくらいの費用がかかるのか、また利用金額に応じて決済手数料が異なるため、自社の料率がどの程度になるかも確認する必要があります。

【比較】BtoB掛け払い決済サービス6選徹底比較!

最後に、数ある掛け払い決済サービスの中からおすすめを5つご紹介します!
また、前述の掛け払い決済サービスを選ぶポイントに沿って、比較しながらご紹介していくのでぜひ参考にしてみてください。

・Paid
・クロネコ掛け払い
・T&G売掛保証
・NP掛け払い
・掛払い.com
・Money Forward Kessai



Paid

Paid(ペイド) は、株式会社ラクーンホールディングス(東証一部上場)のグループ会社が運営している、間取引を対象とした後払いの請求代行サービスです。
BtoB取引で一般的な掛け売りのリスクを軽減するべく、与信審査や請求、代金回収にいたるまでPaidがすべて代行してくれるため、請求業務の人員削減が可能です。また、取引先が代金を支払わなかったり倒産したりした場合、Paidが立て替えて支払うため、回収漏れが起きる心配がありません。初期費用や月額費用はかからないですが、取引金額に応じて一定割合の保証料を支払う必要があります。

【導入実績】
・Chatwork株式会社「決済手段が増えたことでより多くのお客様にリーチできるようになりました。」
・OneStone株式会社「請求業務が4時間から15分に!定額の請求を自動化して作業負担を軽減できました。」
・Terra Drone株式会社「出荷までの時間は最大10分の1に。早期払いで資金繰りにも余裕ができた。」

【特徴】
・与信審査タイミング:取引前

【料金】
・初期費用:0円
・月額費用:0円
・保証料率:請求金額の〜2.9%
・事務手数料:請求1件につき100円
・お支払い上限:毎月20日締め翌月25日払いまたは、毎月末締め翌々月5日払い



クロネコ掛け払い

【サービス概要】
クロネコ掛け払いは、ヤマトクレジットファイナンス株式会社が運営している、請求代行サービスです。
クロネコ掛け払いでは買い手企業への与信から請求書発行、集金までを代行することができます。請求業務の効率化と未回収リスクゼロのため、安心して契約することができます。初期費用が無料で、また申込してから2週間でサービスを利用することができます。

【導入実績】
・キリンホールディングス株式会社「決済だけでなく受注から倉庫管理まで業務全体のご提案をしていただけました。」
・株式会社歯愛メディカル「決済手段を増やすことで売り上げ拡大に繋がりました。」
・株式会社ナニワ商会「ECサイトとの連携で受注から出荷までの事務効率が向上しました。」

【特徴】
・与信審査タイミング:お問い合わせください

【料金】
・初期費用:0円
・月額費用:0~10,000円
・保証料率:請求金額の2.0〜5.0%
・お支払い上限:毎月末締め翌々月5日払い



T&G売掛保証

【サービス概要】
T&G売掛保証は、株式会社ラクーンフィナンシャル(株式会社ラクーンホールディングス(東証一部上場))のグループ会社が運営している、後払いの請求代行サービスです。ベンチャー企業から東証一部上場企業まで幅広い企業が活用しており、発生確率の高い「支払い遅延」にも備えられていることが特徴です。料金のプランは、新規取引先用の取引ごとに保証をかけるプラン「売上保証」と、既存取引用の定額制の保証プラン「極度保証」の二つに分かれていることも、T&G売掛保証の特徴です。

【導入実績】
・株式会社クロンティップ「1社だけでも保証してくれるのがいい」
・株式会社チャンピオン「取引における機会損失がなくなった」

【特徴】
・与信審査タイミング:お問い合わせください

【料金】
・初期費用:お問い合わせください
・月額費用:お問い合わせください
・保証料:請求金額の2%(売上保証プラン)、59,800円〜/月(極度保証プラン)
・お支払い上限:お問い合わせください



NP掛け払い

【サービス概要】
NP掛け払いは、株式会社ネットプロテクションズが運営している、累計取引2億件超の後払い決済サービス企業です。
9年間の事業運営期間により培った実績をもとに、迅速な与信審査を可能にしています。また、個人事業主も取引対象になるため、ビジネスチャンスが大きく広がる可能性があることもNP掛け払いのポイントです。支払い遅延なども対応し、すべてのケースで全額保証してくれるのでとても安心です。

【導入実績】
・株式会社タイミー「組織文化を守れています。」
・カクテルメイク株式会社「カスタマーサクセス本来の業務に集中できています。」
・株式会社TOOLBOX「ECの顧客体験向上と業務負荷削減の両立ができるようになりました。」

【特徴】
・与信審査タイミング:お問い合わせください

【料金】
・初期費用:0円
・月額費用:12,000円〜
・手数料:取引金額の1.2%〜3.6%(※取り扱い詳細、販売方法などによって異なります。)
・請求書発行・郵便料金:1通あたり190円(税抜き)
・お支払い上限:月末締め翌々月10日払い



掛払い.com

【サービス概要】
掛払い.comは、株式会社キャッチボールが運営している、月末締め翌月末払い企業間決済サービス企業です。掛払い.comは、信用調査から請求業務まで全て代行してくれるだけでなく、未回収金100%保証なのでリスクゼロで始めることができます。また、取引先に個人事業主も含まれているので、販路拡大にもつながることができます。

【導入実績】
・株式会社ランドマーク「小額のご注文から大口のご注文まで、様々なお客様が利用しています」
・有限会社オーディーエー「審査時間も早いため当日出荷にも間に合い、スムーズに運用できています」
・株式会社電池屋「基幹システムとの連動では、柔軟にご対応いただき助かりました」

【特徴】
・与信審査タイミング:お問い合わせください

【料金】
・初期費用:0円
・月額費用:0円
手数料:取引金額の1.2%〜3.6%
・請求書発行・郵便料金:1通あたり190円(税抜き、PDFは無料)
・お支払い上限:お問い合わせください



Money Forward Kessai

【サービス概要】
Money Forward Kessaiは、マネーフォワードケッサイ株式会社が運営している、企業間後払い請求代行サービスです。
Money Forward Kessaiは、与信審査や請求書の発行・発送、入金管理まで全て代行してくれます。最短2営業日でお手元の売掛金を早期資金化し、手数料率1.0%〜の業界最安水準で経営に必要な資金調達を支援してくれるので、低価格で始めたい方におすすめです。
また、与信審査通過率は約98%で 個人事業主や信用調査会社に掲載のない企業に対しても与信審査が可能です。

【導入実績】
・株式会社マッコイ「軽減税率に対応済みの請求代行サービスであることが導入の決め手でした。」
・株式会社FIXER「高い与信通過率で、今までは諦めていたお客さまとの取引が実現しました。」

【特徴】
・与信審査タイミング:取引後

【料金】
・初期費用:0円
・月額費用:0円〜
手数料:取引金額の0.5%〜3.5%
・請求書発行・郵便料金:1通あたり190円
・お支払い上限:お問い合わせください



まとめ

いかがだったでしょうか。
掛け払い決済サービスを利用することで、これまで月末に請求書発行に割いていた時間を削減できたり、代わりに支払いの遅延対応をやってくれるため未入金を気にせずに任せることができたりと、メリットがたくさんあります!導入を考えている方は、ぜひこの記事を参考にしてお見積もりの問い合わせをしてみてくださいね!




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